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2010年05月07日(金)

4月非農業雇用数は前月から29.0万人増加、予想上回る伸び
  [経済指標]

非農業雇用数
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、単位1,000人

10年4月 前月比 10年3月 市場予想
非農業雇用数 130161 ↑290 ↑230 ↑187
週平均労働時間 34.1 ↑0.1 34.0 34.0
時間あたり賃金 $22.47 ↑0.04% ↓0.09% ↑0.1%

米労働省が発表した4月の非農業雇用数は前月比で29万人増加となった。2006年3月以来の大幅増加で、市場予想も大きく上回った。しかも、2月の前月比は従来推定の1万4000人減から3万9000人増に修正で、この結果、雇用数は今年に入って4ヶ月連続アップだ。また、3月の雇用が23万人のプラスと速報でのプラス幅16万2000人から改定。

政府雇用の5万9000人増を差し引き、民間だけで雇用は4月に2万3100人増えた。やはり2,006年3月以来の大幅増加。前月の増加幅が12万3000人から17万4000人、2月は8000人から6万2000人にそれぞれ上方修正である。

鉱業や建設を含めた製造全体の雇用が6万5000人の増加となった2006年2月以来の大幅アップである。製造業だけで前月を4万4000人上回り、これは1998年8月以降最大のプラスだ。耐久財が3万人、4ヶ月連続アップで、非耐久財は1万4000人のプラス転換。業種別にも機械や自動車及び部品、食品、プラスチック・ゴムなど大勢が増加。減少は化学や皮革製品、一部ハイテクなど限定的だった。

資源・鉱業は7000人増えた。4ヶ月連続増加だが、前月の1万人(修正値)からやや伸び悩み。建設業は2ヶ月続けての前月比プラスだが、こちらも1万4000人と前月の2万6000人(同)より小幅だった。住宅建設は4000人減少。ただ、3月の前月比は速報の800人減から100人増に改定だ。非住宅では9200人増え、前月の1万2300人増からペースがスローダウン。

民間サービス業は16万6000人増えた。2007年2月以降見ることのなかった大きなプラス幅である。サービスで増加が目立ったのがプロフェッショナルサービスの8万人。2006年3月の8万7000人増に次ぐ大幅増加。このカテゴリーで事務関連やコンピューターシステムデザインなど、会計で特に需要が伸びた。短期派遣は2万6200人増加。7ヶ月連続プラスとなるが、4月はこの間で最も小さい増加だった。

小売りが1万2400人のプラスで、やはり伸び悩んだ。教育や医療も需要増加が続けながら、ペースはやや鈍い。一方、金融機関が500人と僅かにも増えて、5ヶ月ぶりのプラス転換となった。不動産なら2500人増で、前月を上回ったのは2008年5月以降初めて。

政府雇用は昨年4月以来、ちょうど1年ぶりの大幅増加だった。連符政府が6万5000人、やはり1年ぶりの大きなプラス。しかし、州政府の雇用は5000人減、地方自治体が1000人減り、いずれもマイナス転落だ。

週間平均労働時間は34.1時間と前月より0.1時間増加した。市場予想もやや上回る。時間あたり賃金は22.47ドルで、前月比0.04%上昇。前月に3ヶ月ぶりの下落だったのから持ち直したが、市場が見越していたのに比べると低い伸び。前年同月からは1.63%上昇で、3月時点の1.77%から伸びペースはスローダウンである。

Posted by 松    5/7/10 - 08:46 

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