2011年03月01日(火)
2011/12年度世界小麦生産は前年比4.2%増加・ABARES
[穀物・大豆]
豪資源経済科学局(ABARES)は1日に発表した四半期ごとの商品レポートで、2011/12年度の世界小麦生産が6億7500万トンになるとの見通しを発表した。6億4800万トンで据え置いた2010/11年度から4.2%増加の見方であるが、2009/10年度の6億7700万トンは僅かに下回る。
2011/12年度の生産では、欧州とカナダが増加見通しであるほか、中国も干ばつの影響懸念にかかわらず前年から1%伸びるとの見通しを示した。インドはほぼ横ばい。米国では増反でも2%の減産予測で、これはイールドが前年度に極めて好調だったのから平均並みに戻る見通しのためという。2011/12年度の世界小麦作付は2.8%増の2億2300万ヘクタール、イールドが一年前の2.99トンから3.03トンに改善すると見通した。作付、イールドともに2009/10年度の水準に戻る見方である。
ABARESはまた、2015/16年度までの生産予測も発表し、2013/14年度から作付が2億2400万ヘクタールで落ち着くと見通す。イールドは2012/13年度以降も伸びを続けて、2015/16年度に3.08トンに改善の予想。生産が5年後には6億9000万トンに増加する見通しも示した。
2011/12年度世界小麦消費見通しは前年比4.2%増の6億7000万トンで、2015/16年度にはさらに6億8900万トンに増加するのをみている。期末在庫見通しは2010/11年度の推定を1億8700万トンから1億9000万トンに引き上げ、さらに2011/12年度には1億9500万トンに膨らむとみる。また、2012/13年度に2億トンで、2009/10年度の1億9800万トン以上になるとの見通し。2015/16年度には2億1000万トンに積み増しが進むのも見込む。
Posted by 直 3/1/11 - 09:09



