2011年03月01日(火)
FRBは商品価格上昇に対応する準備ある・バーナンキ議長証言
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は1日の上院銀行住宅都市委員会で景気に関する定例証言を行い、国際商品価格の上昇に対応する準備があると述べた。中東の情勢緊迫などによる原油価格上昇に伴う一時的なインフレ懸念、また原油高の長期化が景気を脅かす可能性などを取り上げている。それでも、インフレ期待は低いと強調。雇用の鈍い伸びや住宅市場の低迷続きでも景気は立ち直っているとコメント。むしろ、持続的な成長に自信を持てるまで利上げを開始することはないとも述べた。
バーナンキ議長は、商品高によって一時的に消費者物価が小幅上昇する可能性を指摘した。原油などの値上がりの影響が驚異となるなら当局は対応に躊躇しないともいう一方、現時点では監視を続けるとの構えをみせた。FRBの量的緩和が商品相場の上昇、あるいはドルの価値を押し下げる要因になっているとの批判に対しては、これに反発した。
量的緩和が景気回復に奏功していると評価し、一方で国債購入プログラムは必要に応じて調整すると述べた。金融緩和政策からの出口戦略に関しても複数用意しているとコメント。景気、雇用が改善し、インフレは2%に近く付くようになった時が出口戦略への移行を開始するタイミングだとした。
Posted by 直 3/1/11 - 13:44



