2008年02月29日(金)
債券:10年債利回り3.51↓0.16
[場況]
債券は大幅続伸。最悪シナリオのもとで買いが朝方から引けまで活発な買いとなった。まず前夕に保険のAIGによる創業来最大の赤字決算が伝わり、本日は朝方に1月の個人消費支出がインフレ調整後で前月比横ばい、2月のシカゴ購買部協会企業景況感指数の落ち込みと続いて改めて住宅ローン問題による経済的な影響懸念が強まった。このため、取引の早い段階から買い一色の展開。また、株式相場が寄り付きから弱含んでいるのを受け、債券への資金流入を先取りした向きの買いも加わった。
当局の積極的な利下げを見込む空気が強まる中、短期債の買いが殺到。金融政策の影響を受けやすい2年債利回りの低下が加速し、2004年4月以来の低水準を更新した。一方、10年債利回りも朝方から1月下旬以来となる3.5%台をうかがうしっかりした展開だ。午後には3.5%割れが視野に入る水準に下がった。それでも、前日比較では短期債に比べると低下幅が小さいため、長短金利差が拡大。2年債と10年債の利回り格差は直近のレンジ上限に近付いた。
Posted by 直 2/29/08 - 18:06



