2023年04月12日(水)
ロシア大統領報道官、黒海輸出合意の延長に懸念示す
[穀物・大豆]
ロシアのペスコフ大統領報道官は12日に記者団に対し、黒海輸出合意の延長に懸念を示した。ロシア農産物輸出への障害が排除されていないことを指摘。ロシアは前月の再延長の際に、ロシアのSWIFT(国際銀行間通信協会)システムへの復帰、農機の供給再開、ロシア企業の外国資産や口座に対する制裁解除を条件に挙げていたが、満たされていないととして改めて延長することに難色を示した。ロシアのラブロフ外相も7日トルコとの協議後に、黒海輸出合意から離脱の可能性を示唆していた。
黒海輸出合意は国連とトルコの仲介によって昨年7月に成立し、3月の60日間延長によって5月18日に期限を迎える。
Posted by 直 4/12/23 - 13:10
23/24年フィリピンコーン消費、3.4%増加見通し・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、フィリピンの2023/24年度コーン消費は920万トンと、前年から3.4%増加の見通しとなった。飼料用需要が堅調なうえ、輸入関税の引き下げ措置が2023年12月31日まで延長になったことで消費がさらに上向くとの見方である。飼料用が4.6%増えて690万トンになる見通し。食用は前年比横ばいの230万トンとみられる。
2023/24年度生産予想は840万トンで、前年から6.3%の増加になる。政府補助の拡大を背景にイールドの2%以上の上昇が見込まれるとした。また、コーンの生産地拡大、地域によってはバナナからの乗り換えがあることも指摘した。一方、輸入は800万トンの予想で、前年比にして11.1%減少。
Posted by 直 4/12/23 - 11:08
4月のロシア小麦輸出見通し、過去最高近くになる見通し・SovEcon
[穀物・大豆]
ロシア通信社タスによると、地元の農業顧問SovEconは、4月のロシア小麦輸出が過去最高近くになるに見通しを示した。同社の予想は420万−450万トンで、4月の輸出量として2020年に記録した過去最高の500万トンに次ぐ高水準という。国内の価格下落と国際市場の安定を背景に輸出ペースが速まっていると指摘した。
Posted by 直 4/12/23 - 08:28
2023年04月11日(火)
USDA需給:世界在庫は小麦とコーンが下方修正、大豆は引き上げ
[穀物・大豆]
USDA需給報告・世界
出所:米農務省、NY12:00発表、単位100万トン
| 22/23年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 21/22年 | 修正 | |
| 小麦 | ||||||
| 生産 | 789.02 | ↑ 0.08 | ↑ 1.27% | - | 779.13 | ↓ 0.08 |
| 消費 | 796.06 | ↑ 2.87 | ↑ 0.34% | - | 793.36 | ↑ 0.65 |
| 期末在庫 | 265.05 | ↓ 2.15 | ↓2.59% | 267.10 | 272.09 | ↑ 0.64 |
| コーン | ||||||
| 生産 | 1144.50 | ↓ 3.02 | ↓5.96% | - | 1217.00 | ↑ 0.97 |
| 消費 | 1156.06 | ↓ 0.69 | ↓3.90% | - | 1202.92 | ↓ 0.24 |
| 期末在庫 | 295.35 | ↓ 1.11 | ↓3.77% | 295.10 | 306.91 | ↑ 1.22 |
| 大豆 | ||||||
| 生産 | 369.64 | ↓ 5.51 | ↑ 2.73% | - | 359.80 | ↑ 1.66 |
| 消費 | 365.83 | ↓ 5.30 | ↑ 0.78% | - | 363.00 | ↑ 0.73 |
| 期末在庫 | 100.29 | ↑ 0.28 | ↑ 0.56% | 98.60 | 99.73 | ↑ 0.73 |
Posted by 松 4/11/23 - 12:13
USDA需給:小麦国内在庫前月から引き上げ、コーンと大豆据え置き
[穀物・大豆]
USDA需給報告
出所:米農務省、NY12:00発表、単位:100万ブッシェル、イールドはブッシェル/エーカー
| 小麦 | 22/23年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 21/22年 | 修正 |
| >イールド | 46.5 | →0.0 | ↑ 4.97% | - | 44.3 | →0.0 |
| >生産 | 1650 | →0 | ↑ 0.24% | - | 1646 | →0 |
| 期末在庫 | 598 | ↑ 30 | ↓14.33% | 581 | 698 | →0 |
| コーン | 22/23年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 21/22年 | 修正 |
| >イールド | 173.3 | →0.0 | ↓1.92% | - | 176.7 | →0.0 |
| >生産 | 13730 | →0 | ↓8.92% | - | 15074 | →0 |
| 期末在庫 | 1342 | →0 | ↓2.54% | 1316 | 1377 | →0 |
| 大豆 | 22/23年 | 修正 | 前年比 | 市場予想 | 21/22年 | 修正 |
| >イールド | 49.5 | →0.0 | ↓4.26% | - | 51.7 | →0.0 |
| >生産 | 4276 | →0 | ↓4.23% | - | 4465 | →0 |
| 期末在庫 | 210 | →0 | ↓23.36% | 201 | 274 | →0 |
Posted by 松 4/11/23 - 12:11
23/24年ブラジルコーン生産、2年連続過去最高見通し
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、ブラジルの2023/24年度ーン生産は1億3300万トンと、前年から6.4%増加し、2年連続で過去最高を更新する見通しとなった。国内外の需要増加を背景に、農家の作付意欲が引き続き旺盛なのが背景にある。この結果、面積にして2280万ヘクタールになり、前年との比較で1.3%の増加。ただ、ロジスティクスや輸送に絡む問題や貯蔵施設の不足、生産コストの増加もあって、最終的な生産規模を影響する可能性を示唆した。輸出予想が5400万トンとなり、前年比にすると8.0%の増加。
ブラジルの2023/24年度小麦生産は1100万トンの見通しになった。前年から3.8%増え、過去最高を更新する。作付は3.2%増えて320万ヘクタールとみられる。世界需要が増加する一方で、アルゼンチンの不作やウクライナ情勢、また生産コストの減少により小麦生産に前向きな農家が増えていることを指摘。技術投資も伸びており、生産が上向くとの見方である。輸入は前年比1.8%減の550万トンの予想だが、輸出が400万トンで14.3%増加する見通しとなった。
Posted by 直 4/11/23 - 08:34
2023年04月10日(月)
USDAクロップ:コーン作付は3%が終了、平年やや上回る
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・コーン
出所:米農務省、NY16:00発表
| コーン作付進捗率 | 4月9日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
| 主要18州平均 | 3% | 2% | 2% | 2% |
Posted by 松 4/10/23 - 16:35
USDAクロップ:春小麦作付は1%が終了、平年より遅れる
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・春小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
| 春小麦作付進捗率 | 4月9日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
| 主要6州平均 | 1% | - | 6% | 4% |
Posted by 松 4/10/23 - 16:34
USDAクロップ:冬小麦作柄は前週からやや改善、出穂は7%終了
[穀物・大豆]
USDAクロップレポート・冬小麦
出所:米農務省、NY16:00発表
4月9日現在
| 冬小麦作柄 | - 不良 - | やや不良 | 平年並み | - やや良- | -- 良 -- |
| 主要18州平均 | 17% | 20% | 36% | 24% | 3% |
| 前週 | 16% | 20% | 36% | 25% | 3% |
| 前年 | 18% | 18% | 32% | 29% | 3% |
| 冬小麦出穂進捗率 | 4月9日現在 | -- 前週 -- | -- 前年 -- | 過去5年平均 |
| 主要18州平均 | 7% | 6% | 5% | 4% |
Posted by 松 4/10/23 - 16:32
23/24年ウクライナコーン生産22%減少見通し、小麦が22.6%減少に
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、ウクライナの2023/24年度コーン生産は2105万トンと、前年から22.0%減少見通しとなった。2023/24年度小麦生産は1608万トンの見通しで、前年に比べ22.6%の減少になる。ロシアとの戦闘が続く中、ロジスティクス問題が絶えず、農業に全面的な影響を及ぼしているのが背景にある。
輸出もロシアによる侵攻前の水準を引き続き下回る見通し。コーン輸出が1750万トンの予想で、前年比にして42%の落ち込みになる。小麦は前年比47.4%減の900万トン。コーンの期末在庫は110万6000トン、31.7%減少の見通し。小麦が83万4000トン、前年を22.5%下回る。
Posted by 直 4/10/23 - 14:30
23/24年中国コーン生産0.3%増加、小麦は0.4%増加・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、中国の2023/24年度コーン生産は2億7800万トンと、前年から0.3%増加の見通しとなった。大豆の増反に伴いコーンの作付は減少見通し。しかし、歴史的なイールドトレンドに基づいて生産が僅かにも上向く見通しとした。国内消費は1.7%増えて3億600万トンになるとの見通し。このうち飼料用が2億2400万トン、食用・種子・工業用が8200万トンで、それぞれ1.8%と1.2%の増加見通し。輸入予想は前年比横ばいの1800万トンとなった。
小麦生産見通しは1億3830万トンとなり、前年から0.4%増加する。イールド改善、作付安定が背景にある。消費は0.7%増加して1億4700万トンの予想。飼料用が3.2%減少して3000万トンにとどまる見通し。一方、食用・種子・工業用は1.7%増えて1億1700万トンになる予想で、若者のパン製品消費増加を反映しているという。
Posted by 直 4/10/23 - 14:29
23/24年度チュニジア小麦輸入、22.2%増加見通し・USDAアタシェ
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)アタシェによると、チュニジアの2023/24年度小麦輸入は220万トンと、前年から22.2%増加の見通しになった。高温と雨不足からの不作見通しが背景にある。消費予想は305万トンで、前年比にして1.6%の減少。一方、生産は前年比35%減の80万トンの見通しとなった。
Posted by 直 4/10/23 - 14:29
22/23年ウクライナ穀物輸出、7日時点で前年14.5%下回る・農務省
[穀物・大豆]
ウクライナ農務省によると、同国の2022/23年度(7-6月)穀物輸出は7日時点で3861万5000トンと、前年同期を14.5%下回った。4月の輸出は7日まであわせて63万9000トンになり、ロシアとの戦闘開始から間もなかった前年同期の19万5000トンから大幅増加。2022/23年度小麦輸出は7日時点で1326万5000トンとなり、前年から28.1%減少。一方、コーンは2273万3000トンで、10.4%増加となった
Posted by 直 4/10/23 - 12:42
ブラジル大豆収穫82%終了、サフリーニャコーン作付完了
[穀物・大豆]
ブラジルの農業顧問アグルーラルによると、ブラジルの2022/23年度大豆収穫は4月6日時点で82終了した。前週の76%からアップ、前年同期の84%との開きも小さくなった。作業は北部や北東部で集中し、イールドは好調とコメント。しかし、リオグランデ・ド・スル州では干ばつの影響でイールド低下が確認済みと指摘した。このほか、ブラジルのサフリーニャコーン作付は完了し、今のところ生育は順調という。
Posted by 直 4/10/23 - 12:02
輸出検証高:小麦と大豆は前週から増加、コーン減少
[穀物・大豆]
USDA輸出検証高
出所:米農務省、NY11:00発表、単位1,000トン
| 4月6日 | 前週比 | 前年比 | 期初来 | 前年比 | 市場予想 | ||
| 小麦 | 335.4 | ↑99.0% | ↓20.0% | 17194.9 | ↓2.5% | 150.0 〜500.0 | |
| コーン | 805.2 | ↓26.7% | ↓45.4% | 20174.7 | ↓37.1% | 600.0 〜1300.0 | |
| 大豆 | 669.6 | ↑32.9% | ↓18.5% | 46132.5 | ↑2.4% | 375.0 〜800.0 |
Posted by 直 4/10/23 - 11:09
22/23年世界穀物生産推定3回連続上方修正、前年比は減少
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2022/23年度世界穀物生産推定を27億7700万トンと、前月時点での27億7380万トンから引き上げた。これで3回連続の上方修正になり、オーストラリアとウクライナの雑穀修正が背景にあるという。それでも、前年との比較は1.2%、4年ぶりの減少になる。小麦の生産推定を従来の7億9460万トンから7億9660万トンに上方修正し、前年との比較で2.4%増加、過去最高を更新する。コーンなど雑穀も14億6250万トンから14億6430万トンに引き上げ、ただ前年に比べると3.0%、4年ぶりの減少になる。
2022/23年度の世界消費が27億7900万トンの見通しで、前回報告時の27億8000万トンから若干修正し、前年から0.7%減少する。欧州連合(EU)を中心としたコーンの飼料用需要減少が背景にある。この結果、雑穀は14億8050万トンから14億7900万トンに引き下げ、前年比1.6%の減少。一方、小麦は7億7796万トンから7億8010万トン、8回連続して引き上げた。前年との比較で0.9%増加になる。中国の飼料用が当初の予想以上とした。
穀物の貿易は4億6920万トンとみており、従来の4億7330万トンから引き下げた。前年との比較にすると2.7%、4年ぶりの減少。小麦を1億9780万トンから1億9940万トンに上方修正し、前年比1.9%増加見通しとなったが、雑穀は2億2280万トンから2億1670万トンに下方修正。前年との比較で6.1%の減少になる。穀物の期末在庫は8億5010万トンと、前月時点での8億4430万トンから上方修正、前年に比べて0.3%減少見通しになる。
FAOはこのほか2023年の世界小麦生産について前月時点での7億8400万トンの暫定予想から7億8600万トンに引き上げた。前年から減少だが、過去2番目の高水準になる。EUの増反や穏やかな天候で春が始まったことを背景に小幅増さんが予想されるという。ただ、イタリアやポルトガル、スペインの一部では乾燥懸念があることを認識。ロシアでは、南西部の乾燥がやや収まったが、冬小麦の減反により生産が減少する見通し。ウクライナはロシアとの戦闘による経済的な影響が作付意欲を後退させたという。米国では最近の降雨で乾燥による影響懸念がやや和らいだことを指摘。冬小麦の作付増加もあって生産は増加見通しとした。
Posted by 直 4/10/23 - 08:37
22/23年アルゼンチン大豆収穫、5日時点で2.8%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、2022/23年度大豆収穫は5日時点で2.8%終了となった。前年同期の8.8%を大きく下回った。イールドが1.48トンで、これも当初の予想以下。取引所は、2500万トンの生産見通しを維持したが、今後の収穫ペースやイールドトレンドをみながら修正する可能性があるとした。
Posted by 直 4/10/23 - 08:11
22/23年アルゼンチンコーン収穫、5日時点で10.4%終了・BA取引所
[穀物・大豆]
アルゼンチンのブエノスアイレス穀物取引所の週次クロップレポートによると、2022/23年度コーン収穫は5日時点で10.4%終了した。進捗率は前週の7%からややアップ、前年同期の17%を下回る。イールドは3.89トンで、前週の3.76トンから改善した。取引所は生産が最終的に3600万トンになるとの見通しを維持した。
Posted by 直 4/10/23 - 08:11
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