2008年05月08日(木)
米オクラホマ州硬質赤色冬小麦生産、今年は平均並みに
[穀物・大豆]
米硬質赤色冬小麦(HRW)生産で3位のオクラホマ州では今年の収穫が平均並みになる見通しが強まっている。オクラホマ小麦委員会幹部によると、2008年のHRW生産は1億4900万ブッシェルと予想される。最西部に位置するパンハンドル地域で干ばつ被害が生じたものの、当初の懸念ほど生産に響くことはないという。今年の収穫で断念するとみられるのが全体の5%を占め、平均比率30%を下回る。このため、前年比は 52.0%と大きな増加の見方になる。
委員会幹部は、西部全体では昨年12月から今年3月まで乾燥が続いた後は降雨に恵まれており、中部や東部の生育環境も改善しているとコメントしている。また、全般に病害も限定的なことを指摘した。
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