2008年06月11日(水)
仏穀物局、07/08年度軟質小麦期末在庫見通し引き下げ
[穀物・大豆]
仏穀物局(ONIGC)は11日に発表した2007/08年度の国内穀物レポートで、軟質小麦の期末在庫見通しを下方修正した。前月の報告では323万6000トンとしていたのを309万4000トンに引き下げ。輸出を欧州連合(EU)圏内向けと県外向けをそれぞれ10万トン引き上げ720万トン470万トンとしたためという。
ただし、出荷見通しの上方修正でも前年比較すると圏内向けが14.3%、圏外向けは13.9%それぞれ減少。在庫見通しも前年度から22.2%増と大幅積み増しの見方に変わらない。生産推定は前年比7.5%減の3078万5000トンで据え置いた。
コーンについても、輸出見通しをEU向けで8万トン引き上げて前年比18.9%減の450万トンと修正した。圏外向けは前回報告より2万トン多い18万トンで、前年比は78.2%増の見方である。期末在庫見通しは297万 1000トンから281万9000トンに下方改定し、しかし前年度の191万5000トンから積み増し見通しは同じ。生産推定は前年比7.5%減の 3078万5000トンを維持した。
Posted by 直