2008年06月20日(金)
インフォーマ、コーン作付見通し引き上げ
[穀物・大豆]
米有力アナリストのインフォーマ・エコノミクスが 2008/09年度のコーン作付見通しを引き上げたと伝えられている。最新予測は8739万9000エーカーといわれ、これは前月時点での8720万エーカーを上回る。ただ、3月時点見越していた8750万エーカーにはまだ届かない。なお、USDAの予測は8601万4000エーカーとなっている。
大豆については726万8000エーカーと見通しているようだ。前月時点での7330万エーカーからやや引き下げ格好になり、これで2ヶ月連続の下方修正。米農務省が見越している7479万3000エーカーも下回る。
報道によると、2008/09年度の春小麦作付は1408万3000エーカーとした。前月には1388万6000エーカーから1430万エーカーに上方修正と伝わっていたが、このときの改定分の大半を戻したようだ。USDAが推定している1433万3000エーカーとほぼ同水準でもある。
なおUSDAは今月30日に最新の作付推定を発表する。
Posted by 直