2008年06月25日(水)
5月新築住宅販売は前月比2.48%減、予想はやや上回る
[経済指標]
米商務省によると、5月の新築一戸建て住宅販売は年率で前月比2.48%減の52万1000戸となった。4月に6ヶ月ぶりのプラス転換したのが再び減少。しかし、市場予想は僅かにも上回っている。なお、4月の販売件数は速報段階での52万6000戸から52万5000戸に改定となった。
販売は市場別にみると前月比まちまちだった。減ったのは西部と北東部で、11.63%、7.89%それぞれマイナス。西部の11万4000戸は1990年 10月以来の低水準である。一方、中西部では5.13%と2ヶ月連続増加。南部では0.36%増え、こちらは昨年10月以来で前月を上回った。前年比較では全市場が減少し、全国あわせて40.26%落ちた。
住宅ストックが前月比1.74%減の45万3000戸となった。13ヶ月連続ダウンで、2005年5月以来の低水準である。ただ、販売が再び不調だったためストックは前月に10.7ヶ月分に相当していたのが5月には10.9ヶ月分にややアップ。販売価格は中間値で前年比5.71%下落して23万1000ドル。前月と比べても5.13%低い。平均値は前月から3.08%下がり、しかし前年比だと0.52%上がった。
Posted by 直