2008年07月16日(水)
2008/09年度ブラジル砂糖きび生産12.6%増見通し・地元農業顧問
[砂糖]
ブラジル農業顧問のJOBエコノミアは15日、2008/09年度の国内砂糖きび生産が前年比12.6%増の5億 5500万トンになるとの見通しを発表した。このうち、4億8700万トンが中部・南部での収穫とみており、これはブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)の予想4億9100万トンを下回る。
JOBエコノミアは砂糖生産について前年比1.9%減の3020万トンと見越す。一方、エタノール生産は270億4000万リットルとなり、前年度の2250億リットルを上回り、過去最高を更新するのをみている。エタノール生産で約 2210億リットルは国内需要にあてられ、49-50億リットルが米国と欧州への出荷用になるとも見通す。
このほか、中部・南部で2009年4月に約100万トンの持ち越し在庫があるとの見方も示している。
Posted by 直