2008年07月31日(木)
失業保険申請件数は前週比4.4万人増、予想大きく上回る
[経済指標]
米労働省が発表した26日までの週の失業保険新規申請件数は前週比4万4000件増の44万8000件となった。2003年4月19日までの週以来の高水準で、市場予想も上回る。前週分が速報値より2000件の低い40万4000件に修正となったが、それでも2週連続して景気不振のサインとされる40万の節目を超えた。
労働省は、6月に議会が承認した失業保険の更新期間延長に伴って新規申請する向きが大きく増えたと説明している。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は39万3000件だった。前週時点での38万2000 件(修正値)を上回り、2005年10月以来の高水準。
Posted by 直