2008年08月11日(月)
1-3月期の産金業者ディヘッジングは126トン、前期とほぼ同じペース
[メタル]
ゴールドフィールズ・ミネラルサービス(GFMS)とソシエテジェネラルが11日に発表した4-6月期のヘッジブックによると、産金会社のヘッジ量は08年6月末現在1,880万オンス(585トン)と3月末から 406万オンス(126トン)減少した。ヘッジポジション全体の18%が減少した格好となり、1-3月期の128トン、15%から絶対量ではやや減少したものの割合としては増加している。
内訳を見ると、アングロゴールドが84トン減らしたのが目立った。また、ニュークレストマイニングとシノ・ゴールドは全てのヘッジポジションを解消した。21008年のディヘッジングは全体で300トン程度になると見られているが、ここまでに254トン削減している。年後半のディヘッジングのペースは、急速に減速することになりそうだ。
Posted by 直