2008年08月21日(木)
失業保険申請件数は前週比1.3万人減、予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した16日までの週の失業保険新規申請件数は43万2000件となった。これで5週続けて労働市場の不振サインとなる40万台で推移している。ただ、直近の申請件数は前週を1万3000件下回り、2週連続ダウン。市場予想と比べても低めだ。また、前週分が速報段階での45万件から44万 5000件に改定となった。
労働省は申請件数が依然として40万台にあることについて、6月に議会が承認した失業保険の更新期間延長に伴って新規申請する向きが大きく増えたためとの説明を繰り返している。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は44万5750件だった。報道によると2001年12月以来の高水準。前週時点での43万8500 件(修正値)を上回った。
Posted by 直