2009年02月04日(水)
中国北東部から中央の小麦生産地帯で干ばつの影響懸念
[穀物・大豆]
中国気象局は4日に発表した声明で、国内北東部から中央にかけた小麦生産地帯で干ばつによる影響懸念が強まっていることを示した。安徽省政府は1日時点で水不足から小麦の7割近くに被害が出る可能性を指摘していたという。また、河北省では100万ヘクタール相当の被害リスクを挙げ、河南省政府は春節の休みの間に初めて最高の警戒レベルに引き上げたとしている。当局によると、干ばつは昨年11月に始まり、水位が50年ぶりの低水準となっている。また、国営メディア新華は、山西、山東、河北、江蘇各省で農産物生産における天候問題があることを報じた。
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