2009年03月24日(火)
2月米FHFA住宅価格指数、昨年2月以来の前月比プラス
[経済指標]
米連邦住宅金融庁(FHFA)によると、1月の住宅価格指数は前月から1.67%上がって202.69となった。データ修正に伴い昨年12月時点での前月比は速報で0.13%上昇だったのから0.19%下落に改定。このため、1月は昨年2月以来でプラス転換し、しかも、1991年からの記録で最高の伸び率になる。
9地域のうち前月を上回ったのが7地域である。中西部東側(北部)で3.89%と最も高い伸びとなり、次いで東海岸南部の 3.56%。ニューイングランド(2.02%)と東海岸中部(1.49%)と続いた。一方、下げたのは西海岸で0.90%。また、中西部西側も0.03% と僅かにも前月より低い。
1月の価格指数は前年同月に比べると6.30%下がり、16ヶ月連続の前年割れとなった。ただし、これは昨年7 月以来の小幅マイナスである。全ての地域で再び前年を下回り、しかしいずれも昨年12月から比べると下げベースは鈍化した。1月に前年から最もきつい落ち込みとなった地域は西海岸で21.07%。逆に最も値下がりが緩やかだったのは中西部西側(南部)の0.42%だった。
Posted by 直