2009年06月11日(木)
失業保険申請件数は前週から2.4万件減少、予想も下回る
[経済指標]
米労働省が発表した6月6日までの週の失業保険新規申請件数は前週比2万4000件減の60万1000件だった。1月24日までの週以来の低水準である。市場予想も下回った。なお、前週分は速報値62万1000件から62万5000件に引き上げだ。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は62万1750件となった。前週の63万2250件(修正値)から2月14日までの週以来の水準にダウン。
失業保険の継続受給件数は5月30日時点で681万6000件だった。前週比5万9000件増で、過去最高を更新。なお、前週分は速報の673万5000件から675万7000件に改定。5月16日までの週も従来推定675万件より多い675万1000件に引き上げだが、前週分はそれ以上。この結果、継続受給は1月10日から増加が続いている格好になる。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直