2009年08月04日(火)
コロラド州立大、ハリケーン発生予測を6月から引き下げ
[天候]
ハリケーン予測の権威として知られるコロラド州立大のグレイ博士の研究チームは4日、 2009年の大西洋上におけるハリケーン発生に関する最新推定を発表した。発生予想数は名前の付く熱帯性暴風雨が10個、ハリケーンが4個、カテゴリー3 以上の大型ハリケーンが2個。6月の予測でそれぞれ11個、5個、2個だったのからやや引き下げた格好だ。8月中に少なくとも1個の大型ハリケーンがメキシコ湾岸に上陸する可能性は26%と、過去100年の平均30%を下回る。エル・ニーニョ減少の発達により、今年度のハリケーン活動は弱まっており、長期平均の85%にとどまるという。大西洋上でのハリケーンの発生は熱帯性暴風雨も含め、現時点でまだ確認されていない。
Posted by 直