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2009年08月17日(月)

8月のニューヨーク連銀指数12.08、07年11月以来の高水準
  [経済指標]

ニューヨーク連邦準備銀行が発表した8月の製造業景況感指数は12.08となり、前月のマイナス0.55から上昇した。昨年4月以来でゼロを超え、また2007年11月まで遡る高水準である。市場予想も大きく上回った。

活動別には、新規受注が13.43で、やはり2007年11月以降みることのなかった水準に上がった。出荷が14.11で、これは昨年1月以来の高水準。一方、雇用は昨年7月からゼロを下回ったままだが、マイナス7.45と前月のマイナス20.83より高い。雇用の縮小ペースが著しく鈍化していることを示す。受注残や在庫、納期もマイナス圏ではあるが、やはり前月よりアップ。

生産コストを示す支払い指数が13.83だった。2ヶ月連続してプラス圏で推移し、また昨年11月以来の高水準を更新だ。一方、販売価格を表す受取り指数はマイナス12.77で、前月のマイナス8.33から落ちて3ヶ月ぶりの低水準となった。

6ヶ月先の期待指数は48.22だった。前月の33.99から2007年7月以来の高水準に改善した。新規受注が45.98、出荷40.51、受注残8.35 とそれぞれ前月よりアップ。雇用が前月の6.54に対して8月は10.22である。設備投資については18.09と昨年6月以来、テクノロジーだけで昨年 9月以来の14.89に上がった。

物価見通しに関すると、支払いが31.91だった。前月の26.04を上回り、昨年10月以来の高水準。受取りは5.32で、2月から6ヶ月観続いたマイナス圏での推移が止まった。

Posted by 直   

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