2009年08月19日(水)
2009年インドコーヒー輸出、需要や生産不振背景に13%減見通し
[コーヒー]
インドコーヒー局の幹部は19日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2009年の同国コーヒー輸出が前年比13%減の 18万5000トンとなる見通しを明かした。世界の景気減速で需要が細っていることを挙げており、特にロシアなど旧ソ連国への出荷が落ちているという。なお、当局データによると、年初からの輸出は今月18日時点で前年同期を21%下回る12万4974トンとなった。
同氏はまた、国内の消費が伸びていることも理由に挙げた。年間5%と着実に増加しており、2008年には9万4400トンとなった。一方、9月に終わる2008/09年度の生産が悪天候や害虫問題で不振とみられる。昨年11月時点で27万6600トンの生産を見越していたのが、現時点の推定は26万2300トンとのこと。
2009/10年度の生産についても6月に30万6300トンを見通していたが、同氏は一部主要生産地からの大雨の影響報告があることを指摘し10月に修正するという。
Posted by 直