2009年09月10日(木)
失業保険申請件数は前週から2.6万件減少、予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した9月5日までの週の失業保険新規申請件数は55万件となった。7月11日までの週以来の低水準で、市場予想も下回る。なお、前週分が速報の57万件から57万6000件に8月22日までの週を上回る水準に上方修正。このため、今月5日時点で前週比2万6000件減となり、2週間ぶりのマイナス転落である。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は5日時点で57万件だった。前週の57万2750件(修正値)より少ない。
失業保険の継続受給件数は8月29日時点で608万8000件となった。前週の624万7000件(修正値)から15万9000件減少。7月4日までの週以来の大幅ダウンで、継続受給は4月4日時点での604万5000件に次ぐ低水準だ。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直