2009年09月29日(火)
7月ケースシラー住宅価格20都市総合は前月比1.61%上昇
[経済指標]
米調査会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が29日に発表した7月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は10都市総合で前月比 1.65%上昇した。3ヶ月連続アップで、2005年4月以来の高い伸び。20都市総合では1.61%上がった。これも5月から上昇を続けており、また伸び率は2005年5月以来の高水準だ。
18都市の価格指数が前月に比べて高く、プラス幅が最も大きかったのがミネアポリスの4.60%だった。サンフランシスコが3.34%、シカゴ2.66%と上位3位を占める。下がったのはシアトル(0.06%)とラスベガス(1.15%)だった。
7 月の指数を前年比較すると、10都市総合が12.77%落ちた。2007年1月から前年割れを続けながらも、1月に過去最大の落ち込みを記録してからマイナス幅は縮んでおり、7月は昨年1月以来の小幅下落である。20都市総合は13.30%低下。やはり2007年1月から続落だが、昨年2月以来もっともペースの緩やかな下げである。
前年同月比では全ての都市で下がった。もっときつい落ち込みがラスベガスの31.40%。フェニックス、デトロイト、マイアミは揃って2割を超えるマイナスだった。一方、下げ幅で最小がクリーブランドの1.32%である。
Posted by 直