2009年10月02日(金)
9月失業率は9.83%に悪化、1983年6月以来の高水準
[経済指標]
米労働省が発表した9月の失業率は9.83%となった。前月の9.66%から上昇し、市場予想とも一致。失業率は1983年6月に10%を超えたのに次ぐ高水準である。
失業率の母数で、実際に就労中の人や就職活動を行なっている失業者など自己申告をベースとした労働力人口は、前月から0.37%減少した。労働力人口への参加率が前月の65.6%から65.2%にダウン。1986年5月以来の低水準となった。労働力人口に参加しなかった向きが4ヶ月連続で増加し、仕事を求めている向きもプラス転換している。
労働力人口のうち失業者が前月比1.43%、2ヶ月連続で増加した。就業者は0.56%ダウン。これで5ヶ月連続して減少した。就業者が労働力人口占める比率は58.8%で、1984年1月以来の低水準となる。
Posted by 直