2009年10月29日(木)
失業保険申請件数は前週から1,000件減少、予想は上回る
[経済指標]
米労働省が発表した10月24日までの週の失業保険新規申請件数は53万件となった。前週から1000件減少だが、市場予想は上回る。一方、雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は24日時点で52万6250件で、これは1月10日時点での52万3750人に次ぐ低水準。前週の53万2250件から8 週続けての減少である。
失業保険の継続受給件数は10月17日時点で579万7000件となった。前週に3月28日以来で600万を割り、直近週には14万8000件、一段と減って、3月21日以来の低水準だ。継続受注はこれで6週連続ダウンである。なお、前週分は速報の592万 3000件から594万5000件、3日までの週の継続需給は従来推定602万1000件から603万4000件にそれぞれ改定。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
Posted by 直