2010年03月05日(金)
2月失業率は9.69%と前月から横ばい、予想下回る
[経済指標]
米労働省が発表した2月の失業率は9.69%となった。前月と変わらず、2ヶ月連続して昨年7月以降最低で推移した格好となる。市場予想も下回った。
失業率の母数で、実際に就労中の人や就職活動を行っている失業者、学生など自己申告をベースとした労働力人口が2ヶ月続けて前月比0.22%プラスとなり、労働力人口への参加率は64.8%と昨年11月以来の高水準だった。労働力人口に参加しなかった向きが0.02%減少。一方、労働力人口には参加しないながらも仕事を求めている向きは3.44%アップで、1月に5ヶ月ぶりのマイナス転落だったのから再び増加に転じた。
労働力人口のうち失業者が前月比0.22%減った。4ヶ月連続ダウンで、昨年7月以来の低水準。就業者は0.23%増加して昨年9月以来の高水準だ。就業者が人口全体に占める比率は前月から0.1ポイント上がって58.5%だった。
Posted by 直