2008年10月01日(水)
欧州金協定による保有金売却は357.2トンにとどまる、WGC
[メタル]
ワールドゴールドカウンシル(WGC)が1日に明らかにしたところによると、先月26日に終了した欧州金協定(CBGA)による07/08年度の保有金売却は357.2トンと上限の500トンを大きく下回った。1999年9月に第一次金協定が締結されて以降、最低の売却量となる。これまでの最低は03/04年度の385トンだった。内訳はスイス中銀が137トン、フランスが106.8トン、オランダが19.5トン、スウェーデンが10トン、ドイツが4.3トン。CBGAは08/09年度が2004年に締結された第二次協定の最終年となるが、売却量は355トンから365トンと前年同様に低水準となる見通しだ。
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2008年09月29日(月)
欧州金協定による保有金売却は09年度も上限下回る、中銀高官
[メタル]
京都で開かれている業界会議に出席しているオーストリア中銀高官は29日、ダウジョーンズ社のインタビューに答え、27 日から始まった09年度の欧州金協定による欧州中銀の保有金売却は、前年度同様に上限の500トンを大きく割り込むとの見通しを示した。ワールドゴールドカウンシルによる最新データによると、08年度の保有金売却は今月14日時点で340トンと上限を大きく下回っている。また、IMFによる保有金売却が、欧州金協定の中に組み込まれる可能性があることもあわせて示した。
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