2008年10月22日(水)
11月15日に国際首脳会議開催、金融危機を協議へ
[金融・経済]
ペリーノ米大統領報道官は22日、世界的な金融危機について協議するため11月15日に緊急首脳会議を開くことが決まったと発表した。主要7カ国(G7)に中国やインド、ブラジル、サウジアラビアなども合わせた主要20カ国(G20)の各首脳、また世界銀行や国際通貨基金(IMF)、国連といった国際機関の幹部も出席予定という。場所は現時点で首都ワシントン周辺としている。
Posted by 直
米クラフト、コーヒー値下げ決定
[コーヒー]
米食品大手クラフト・フーズは22日、「マックスウェル・ハウス」と「ユーバン」ブランドのコーヒー焙煎済み挽き豆価格を1ポンドにつき10セント引き下げことを発表した。生豆価格の値下がりが続いているのに対応しての決定で、即日実施という。同社の価格調整は3月以来。同業のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が17日に「フォルジャーズ」ブランドの値下げを決めたのに追随した格好となる。た。
クラフトはまた、「シアトルズ・ベスト・コーヒー」ブランドの製品値下げも明かしたが、これは内部戦略による価格改定とした。
Posted by 直
2008年の英小麦生産、32.6%増・農業組合推定
[穀物・大豆]
イギリスの全国農業者組合(NFU)は22日、2008年の国内小麦生産について前年比32.6%増の1755万 8000トンとみていることを発表した。イールド上昇と増反を理由にしており、特にイールドは昨年秋の作付、またシーズン中の生育でも環境が良好だったとして、全ての生産地で上がったとコメント。イールドは17.1%上昇を見越しているという。
Posted by 直
ウズベキスタン、綿花作付減らして穀物増やす計画
[穀物・大豆]
ウズベキスタン農務省は22日、綿花の作付を減らして穀物を増やす計画にあることを発表した。ここ数年間、水不足で綿花生育が難しくなっているうえ、国内の穀物供給を確保するのが狙いという。2009年の綿花作付は前年を7万5800ヘクタール下回る131万4000ヘクタールの見通し。一方、穀物は4万8800ヘクタール増加して113万ヘクタールとみられる。また、綿花の減反分は野菜や油種の作付にも当てる模様だ。
Posted by 直
OPECとロシアはお互いのデータを交換すべき、OPEC事務総長
[エネルギー]
OPECのエル・バドリ事務総長は22日、国際エネルギー会議出席のため訪問中のロシアでメドベーチェフ大統領との会談前に記者団の質問に答え、OPECとロシアは石油市場のバランスをより良い状態に保つため、データを交換しお互いをもっとよく知るべきとの考えを示した。ロシアは非常に重要な産油国で、OPECとは多くの点で協力することが出来るとし、(データ交換によって)お互いの情報をより多く知ることが出来れば、エネルギー業界は更に良くなるとの見方を示した。
これについては、メドベーチェフ大統領がより親密な協力関係を築きたいとの意向をOPEC側に伝えたとの報道も伝わっている。
Posted by 直
2008年10月21日(火)
生産方針に関しては何一つ決まっていない、OPEC事務総長
[エネルギー]
OPECのエル・バドリ事務総長は21日、訪問先のロシアで記者団の質問に答え、24日に開かれるOPECの緊急総会について、生産方針に関しては何一つ決まってはいないと、大幅減産の推測が一人歩きしている状況に警告を発した。我々は非常に高い価格も、低い価格水準も良しとしていないと発言。また、減産に関しては白紙としながらも年末から来年の第1、第2四半期にかけて供給過剰の状態が続くとの見通しも示した。また、ロシア側との会談の中で、同国に減産を要請することはなかったことも述べた。
Posted by 直
FRB、短期金融市場への流動性供給制度を設立
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)は21日、マネーマーケットファンド(MMF)へ短期的な流動性を供給する制度を発表した。 FRBが設立したマネーマーケット・インベスター・ファンディング・ファシリティー(MMIFF)は、MMFから譲渡性預金やコマーシャルペーパーを買い取る事業体。ここ数週間、MMFなどの売却が困難で、短期金融市場での資金調達が厳しくなっていることから、MMIFFを設けることで対応することに決めたという。
Posted by 直
イラン、カタール、ロシアがOPECの天然ガス版設立で合意
[エネルギー]
イランのノザリ石油相は21日、カタールのアティーヤ石油相、ロシアのエネルギー大手ガスプロムのミラー代表との会談後の記者会見で、3国が天然ガスのOPEC形式の機構を設立することで合意したことを明らかにした。設立の主な目的は技術協力にあり、ミラー代表はこれによって開発や精製、販売などの発展が期待できると述べている。また、需要が増加する中、生産国は開発技術を高める必要があるとも述べた。
Posted by 直
ルワンダコーヒー局、2008/09年度生産推定引き下げ
[コーヒー]
ルワンダのコーヒー局Ocir Caféは21日、2008/09年度のコーヒー生産推定を従来の2万9000トンから2万3000トンに引き下げたことを発表した。収穫は3月に始まったが、天候要因から当初見越していたほど振るわないといい、生産全体に影響するとコメントしている。下方修正でも前年度の生産1万4000トンから増加であるが、肥料など設備投資から期待していた豊作にはならないともいう。
Posted by 直
ノルウェーは減産を検討していない、石油省
[エネルギー]
ノルウェー石油省の報道官は21日、ダウジョーンズの取材に対し、現時点では石油価格の下落を食い止めるための減産は検討していないことを明らかにした。これは、OPECのヘリル議長がアルジェリアの国営紙で非OPEC諸国にも協調減産を呼びかけていくとの意向を示したことを受けてのもの。ノルウェーは世界第5の石油輸出国。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】