2008年10月23日(木)
ブラジル、中国へのエタノール輸出に関心・Unica幹部
[砂糖]
ブラジル砂糖きび生産者協会(Unica)の幹部は23日に訪問先の北京で記者会見し、ブラジルが次のエタノール輸出先として中国に着目していることを示した。ブラジルの有力製糖所やエタノールメーカーが動き始めているともコメント。この一週間に中国国家開発改革委員会(NDRC)幹部や中国の石油会社、自動車メーカーなどと話し合ったという。また、北京にUnicaの事務所設立も考えているとした。
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10月のベトナムコーヒー輸出、前年比9.8%増・統計局推定
[コーヒー]
ベトナム統計局は23日、2008/09年度最初の月である10月のコーヒー輸出が前年同月比9.8%増の4万5000 トン(75万袋)と推定されることを発表した。また、9月分を5万トンから4万8000トンに下方修正。2007/08年度の輸出を暫定ベースで98万 8000トン(1646万袋)としていたのを前年比18%減の98万6000トン(1643万袋)に改定した。
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8月FHFA住宅価格指数は前月比0.59%低下
[経済指標]
連邦住宅金融庁(FHFA)は23日、8月の住宅価格指数が前月比0.59%下落したと発表した。6ヶ月連続の前月比マイナスで、指数は210.10と2005年8月以来の低水準となった。ただし、値下がりペースは前月よりやや鈍っている。
指数を構成する9地域のうち8地域が前月から下がった。西海岸で1.81%ダウンと、最も落ち込みがきつい。ほかの地域は1%を下回るマイナス。唯一上昇したのがニューイングランドで、0.35%上昇した。なお、7月の前月比は速報段階で0.65%だったのが0.80%に改定となった。
8月の価格指数は前年同月と比較すると5.95%下がった。昨年11月から連続の前年割れであり、また8月はこの間で最も大きなマイナスだ。地域別で全て下落し、西海岸が19.43%と2ケタダウンとなった。
住宅価格指数は、7月分まで米連邦住宅公社監督局(OFHEO)が管理していたが、7月末の組織再編に伴い8月分から連邦住宅金融庁(FHFA)が手掛けることになった。
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失業保険申請件数は前週から1.5万件増加、予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した18日までの週の失業保険新規申請件数は47万8000件となった。前週から1万5000件増加し、3週間ぶりのプラス転換。市場予想も上回った。申請件数はこれで景気後退のサインとみなされる40万を14週間続けて超えている。一方、前週分は速報段階での46万1000件から46万 3000件、4日までの週の申請件数は従来推定47万7000件から48万1000件にそれぞれ改定。労働省のアナリストはハリケーン「アイク」のインパクトが依然として残っていることを示す。
雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は48万250件だった。12週連続の40万台。ただし、前週時点での48万4750件(修正値)を下回る。4週平均が前週より少なくなったのは8月30日までの週以来だ。
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段階的な減産も重要な選択肢の一つ、OPEC議長
[エネルギー]
OPEC議長を務めるアルジェリアのヘリル石油相は23日、翌日の緊急総会出生のため滞在中のウィーンで記者団の質問に答え、OPECは目先数ヶ月に渡って生産量を段階的に削減する可能性があることを示唆した。これは選択肢の一つとして、除外できないという。必要ならば電話会議のみで減産を決定することもできるし、将来的には需要動向次第で生産量を引き上げることもあるとも述べた。
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2008年10月22日(水)
11月15日に国際首脳会議開催、金融危機を協議へ
[金融・経済]
ペリーノ米大統領報道官は22日、世界的な金融危機について協議するため11月15日に緊急首脳会議を開くことが決まったと発表した。主要7カ国(G7)に中国やインド、ブラジル、サウジアラビアなども合わせた主要20カ国(G20)の各首脳、また世界銀行や国際通貨基金(IMF)、国連といった国際機関の幹部も出席予定という。場所は現時点で首都ワシントン周辺としている。
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米クラフト、コーヒー値下げ決定
[コーヒー]
米食品大手クラフト・フーズは22日、「マックスウェル・ハウス」と「ユーバン」ブランドのコーヒー焙煎済み挽き豆価格を1ポンドにつき10セント引き下げことを発表した。生豆価格の値下がりが続いているのに対応しての決定で、即日実施という。同社の価格調整は3月以来。同業のプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)が17日に「フォルジャーズ」ブランドの値下げを決めたのに追随した格好となる。た。
クラフトはまた、「シアトルズ・ベスト・コーヒー」ブランドの製品値下げも明かしたが、これは内部戦略による価格改定とした。
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2008年の英小麦生産、32.6%増・農業組合推定
[穀物・大豆]
イギリスの全国農業者組合(NFU)は22日、2008年の国内小麦生産について前年比32.6%増の1755万 8000トンとみていることを発表した。イールド上昇と増反を理由にしており、特にイールドは昨年秋の作付、またシーズン中の生育でも環境が良好だったとして、全ての生産地で上がったとコメント。イールドは17.1%上昇を見越しているという。
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ウズベキスタン、綿花作付減らして穀物増やす計画
[穀物・大豆]
ウズベキスタン農務省は22日、綿花の作付を減らして穀物を増やす計画にあることを発表した。ここ数年間、水不足で綿花生育が難しくなっているうえ、国内の穀物供給を確保するのが狙いという。2009年の綿花作付は前年を7万5800ヘクタール下回る131万4000ヘクタールの見通し。一方、穀物は4万8800ヘクタール増加して113万ヘクタールとみられる。また、綿花の減反分は野菜や油種の作付にも当てる模様だ。
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OPECとロシアはお互いのデータを交換すべき、OPEC事務総長
[エネルギー]
OPECのエル・バドリ事務総長は22日、国際エネルギー会議出席のため訪問中のロシアでメドベーチェフ大統領との会談前に記者団の質問に答え、OPECとロシアは石油市場のバランスをより良い状態に保つため、データを交換しお互いをもっとよく知るべきとの考えを示した。ロシアは非常に重要な産油国で、OPECとは多くの点で協力することが出来るとし、(データ交換によって)お互いの情報をより多く知ることが出来れば、エネルギー業界は更に良くなるとの見方を示した。
これについては、メドベーチェフ大統領がより親密な協力関係を築きたいとの意向をOPEC側に伝えたとの報道も伝わっている。
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