2008年10月27日(月)
ベトナム、価格下落理由にコーヒー売却手控えを勧告
[コーヒー]
ベトナムコーヒー協会(Vicofa)幹部は27日、メンバー業者にコーヒー売却を控えるように勧告していることを明かした。世界的に価格が下落しており、輸出でさらに押し下げるのを避けるのが狙いという。
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9月新築住宅販売は前月比2.65%増、予想上回る
[経済指標]
米商務省によると、9月の新築一戸建て住宅販売は年率で前月比2.65%増の46万4000戸となった。8月に1991年1月以来の水準まで落ち込んだのからやや改善。市場予想も上回った。なお、8月の販売件数は速報段階での46万戸から45万2000戸に引き下げとなった。また7月分が従来推定の52万戸から51万7000戸、6月の販売件数は50万戸から49万9000戸にそれぞれ改定。
9月の販売を市場別でみると、増加、減少が二分した。西部で22.73%増え、南部では0.75%と小幅にも前月比プラスである。一方、北東部で21.43%、2ヶ月連続減少。この結果、販売件数は2 万2000戸と、1973年から市場別のデータも含めるようになってから最小規模となった。中西部では5.80%ダウン。販売は前年比較すると全国あわせて33.14%減った。全ての市場で前年割れとなり、最も落ち込みがきつかったのが北東部の65.08%だ。
住宅ストックが前月比 7.29%減の39万4000 戸だった。17ヶ月連続マイナスとなり、2004年6月以来で40万戸を下回った。ストック/販売比率は10.4ヶ月分に相当し、前月の11.4ヶ月(修正値)から低下した。販売価格は中間値で前年比9.11%下落して21万8400ドル。平均値は前年より5.72%下がった。
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カナダ農務省、2008/09年度穀物・油種在庫見通し引き上げ
[穀物・大豆]
カナダ農務省(AAFC)は2008/09年度(8-7月)の穀物および油種期末在庫見通しを引き上げた。9月半ば時点で1047万5000トンを見越していたのを1242万5000トンに改定。また、2007/08度の在庫推定を1087万8000トンから1070万 5000トンに上方修正した。この結果、従来は2008/09年度には前年を僅かにも下回る見方だったのが、16.1%増加するのをみている格好だ。
2008/09 年度の生産を前年比12.2%増の6812万8000トンと見通しており、やはりこれまでの予測6513万1000トンから引き上げた。輸出も2987万 5000トンから3132万5000トンに改定。ただ、前年度の3159万2000トンから減少の見方は変わらない。
国内消費に関しては、2007/08年度を3481万5000トンから3523万3000トン、2008/09年度を3876万6000トンから3819万トンにそれぞれ修正した。
データは小麦やコーン、大豆、カノーラなど7つの作物をベースとしている。
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ロシアの1月-9月金生産は前年比10.8%増、生産者協会
[メタル]
ロシアの金生産者協会が27日に明らかにしたデータによると、同国の1月から9月までの金生産量は132.004トン(424.4オンス)と前年同期比で10.2%増加した。このうち鉱山からの生産は10.3%増の117.344トン、スクラップ生産は38.8%増の 5.473トン、他の金属に精錬に伴う生産は2.5%減の9.188トンとなった。
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緊急総会開催の話は時期尚早、カタール石油相
[エネルギー]
カタールのアティーヤ石油相は27日、ダウジョーンズの電話取材に対し、OPECが改めて緊急総会を開くかどうかについては、現在の世界経済危機が石油需要にどの程度の影響を与えるのか、もう少し様子を見てから決定することになるとの見方を示した。先週金曜に開いた緊急総会での決定事項は、まだインクが乾いていない状態だと、現時点で追加総会決定を推測するのは時期尚早とした。
OPECは引き続き状況を注意深く観察しているとする一方、緊急総会を再度開くことに関しては何一つ話し合っていないとし、価格が更に下落した場合、(開催は)議長が決定し召集する事になるとの見方を示した。また、カタールとしては、予算を適切に実行するためには価格が1バレル55ドル以上で推移する必要があると述べた。
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2008年10月24日(金)
米中西部で大豆さび病感染確認・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)ホームページ上の大豆さび病サイトによると、主要生産地である中西部で今シーズン初めてアジア大豆さび病の感染が確認された。報告があったのはイリノイ州マクリーン郡とミズーリ州スコット郡、オクラホマ州ブライアン郡。
サイトでは、さび病菌がシカゴに約125マイルのところまで広がっているが、収穫が終了間じかであることからイールド低下のリスクは小さいと指摘している。オクラホマ州立大学の研究者も、同州ブライアン郡で今週見つかったばかりだが、収穫への影響を否定。同州の大豆は既に熟しており、大半が収穫済みであることを理由にしており、目先新たな確認があってもやはり問題はないという。
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ノルウェー、OPECの協調減産要請を拒否
[エネルギー]
ノルウェー石油エネルギー省の報道官は24日、現在の市場環境において石油生産を削減することはないとの、先に開かれた総会で150万バレルの減産を決定したOPECからの協調減産の要請を拒否する意向を示した。
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9月中古住宅販売は前月比5.50%増、予想大きく上回る
[経済指標]
全米不動産協会が一戸建てとコンドミニアムあわせて算出した中古住宅販売は9月に年率換算で前月比5.50%増の518万戸となった。昨年8月以来の高水準で、市場予想も大きく上回る。なお、8月の販売件数は速報段階での491万戸から修正なしだった。
9 月の販売は西部で16.82%増加し、この一年間で最高となる12万5000戸である。中西部と南部でも前月からそれぞれ4.39%、2.15%のプラス。北東部の販売だけが前月比マイナスだった。1.18%減少し、84万戸と1月以来の低水準だ。前年比較すると全体で1.37%増加となったが、これは西部で34.41%と大きく増えたのが背景にある。ほかの市場は揃って前年割れ。
住宅ストックは前月比1.59%減の426万6000戸だった。この結果、ストック/販売比率は前月の10.6ヶ月(修正値)から 9.9ヶ月にダウン。2月以来で10ヶ月を下回った。販売価格は中央値で19万1600ドルだった。前年同月と比べて8.98%下落。西部で18.46% と2けたの値下がりとなり、ほかの市場でも西部よりペースは鈍いながらも前年より下がった。平均値にしても全ての市場が前年を下回り、全体で8.78%のマイナス。
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OPEC、日量150万バレルの減産を決定
[エネルギー]
石油輸出国機構(OPEC)は24日、オーストリアのウィーンで第150回緊急総会を開催、イラクとインドネシアを除く加盟11カ国の生産量を日量150万バレル削減することで合意した。減産は11月1日から実施される。
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