2009年05月04日(月)
3月住宅販売ペンディング指数は3.17%上昇、予想大きく上回る
[経済指標]
全米不動産協会(NAR)が発表した3月の住宅販売ペンディング指数は前月比3.17%上昇した。2ヶ月連続プラス。市場予想も大きく上回っている。なお、2月の伸び率は速報での2.11%から1.99%に改定となった。3月は南部で8.50%上がり、これも2ヶ月続けて前月からアップである。西部では 3.91%のプラス転換。一方、北東部で5.71%、中西部では0.96%それぞれ下げに転じた。
前年比較すると全体で1.08%上がった。中西部で8.25%と市場別で最も高い伸びとなり、次いで南部の7.74%上昇。西部は一年前より1.68%高い。しかし、北東部だけは24.11%落ち込んだ。
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2009年05月01日(金)
4月ISM製造業指数は40.1に上昇、予想も上回る
[経済指標]
米供給管理協会(ISM)によると、4月の製造業景況感指数は40.1となった。前月の36.3から上昇し、昨年9月以来の高水準だ。ISMは、金属メーカーからの自動車需要改善サイン、7-9月期から上向くと楽観的な化学メーカーのコメントなども伝えている。
それでも、指数はこれで昨年2月から15ヶ月連続して好不調の分岐点50を割り込んだままである。ISMによると、4月もビジネス縮小となった製造業がほとんどで、個別セクターに属さない「その他製造業」だけが拡大した。
活動別指数にも前月を上回ったものが多く、しかもほとんどが昨年秋口以来の水準にアップとなった。新規受注は前月の41.2から47.2に上がり、横ばい水準に近付いた。昨年8月以来の高水準でもある。生産は4ポイント上がって40.4と、やはり7ヶ月ぶりに40を超えた。雇用は前月の28.1に対して 34.4。受注残が40.5、輸出向け受注44.0で、いずれも前月比5ポイント上昇した。
在庫は前月より1.4ポイント高い33.6。3月に下がった分の一部を戻しただけだが、在庫が前月を上回ったのは昨年8月以来だ。価格指数は前月から1ポイントのプラスで32.0となった。
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ロイター/ミシガン大消費者指数は65.1に上昇、予想大きく上回る
[経済指標]
4月のロイター/ミシガン大消費者指数は65.1となった。速報値61.9から上方修正で、前月の57.3より上昇が確定。昨年9月以来の高水準であり、市場予想も上回った。現状指数は速報の66.6から68.3に引き上げ。前月が63.3だったため、4月は3ヶ月ぶりのプラス転換だ。6ヵ月後を占う期待指数は前月の53.5より高い63.1。速報値の58.9以上でもある。
インフレ予測は1年後が3.0から2.8に下方修正となった。しかし、前月の2.0は依然として上回る。5年後は2.7から2.8に引き上げで、前月の2.6と比べても高い。
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