2009年05月26日(火)
インド、砂糖先物取引の年内禁止を決定
[砂糖]
インド先物市場委員会は26日、年内の砂糖先物取引を禁止することを決めた。即日実施で、既存限月のポジション整理のみ行えるという。国内最大の取引所NCDEXも取引禁止の通告があったことを確認している。別の取引所幹部は意外な決定とコメント。委員会は取引禁止の理由を明かしていないが、ボンベイ砂糖商社協会では価格上昇につながっていた投機的な取引を抑えるの目的との見方を示している。
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石油価格は来年70ドルに上昇、アルジェリア石油相
[エネルギー]
アルジェリアのヘリル石油相は25日、ローマで開かれたG8エネルギー会合で記者団の質問に答え、28日のOPEC総会では生産量が据え置かれるとの見通しを示した。また、これに先立って行われたダウジョーンズとのインタビューでは、最近の価格上昇は投機的な動きによるものでファンダメンタルズを反映していないとする一方で、石油価格は来年には1バレル70ドル以上に上昇するとの見方も示している。
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5月の消費者信頼感指数54.9、市場予想大きく上回る
[経済指標]
米有力シンクタンクのカンファレンス・ボードによると、5月の消費者信頼感指数は54.9となった。昨年9月以来の高水準で、市場予想も大きく上回る。前月の40.8(修正値)から3ヶ月連続上昇である。現状指数は一ヶ月前の25.5(同)に対して28.9。向こう半年後を占う期待指数が72.3で、こちらは前月の51.0(同)から20ポイント以上改善した。
カンファレンス・ボードの調査担当者は、現状指数の上昇から4-6月期は前期よりも小幅のマイナス成長になる可能性が見込まれるとコメントした。また、将来にもついて消費者は年初に比べて悲観敵でなくなったと判断。指数は歴史的にまだ低いものの、消費者が最悪期は過ぎたとみなしうていることを示すと分析している。
この調査は全米5,000世帯に対する聞き取り調査の形で行われる。本日発表した結果は19日までに集計したデータに基づいたものである。
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3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、再び下落
[経済指標]
米調査会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)が26日に発表した3月のS&Pケース・シラー住宅価格指数は10都市総合で前月比 2.06%低下した。2006年7月から33ヶ月連続ダウン20都市総合では2.17%下がった。こちらは、2006年8月から連続して前月を下回っている。ただ、いずれも2ヶ月連続して前月より下げペースは鈍化した。
20 都市のうち17都市が前月より低い。ミネアポリスで6.07%と、都市別で最もきつい落ち込み。次いでデトロイトの4.85%ダウン、フェニックスでは4.52%下がった。一方、シャーロットで0.30%上がり、デンバーとダラスも前月比プラスだった。
3 月の指数を前年比較すると、10都市総合が18.65%下がった。2007年1月から前年割れを続けながら、1月に過去最大のマイナスを記録してから2ヶ月続けて下げ渋り。一方、20都市総合は18.70%低下した。やはり2007年1月から続落で、また前月以上のマイナス幅である。
前年比は全ての都市で下がった。フェニックスが36.02%と都市別で最大のマイナスだった。また、ラスベガスとサンフランシスコも36.02%、30.06%と3割を超える下落を記録し、これで上位3位になる。
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エジプト、ロシア産小麦に衛生問題ないと判断
[穀物・大豆]
エジプトのサファガ港で差し押さえられていたロシア産小麦に衛生上の問題はないとの判断が出たと報じられている。関係者が米通信社ダウ・ジョーンズに明かした。今月初めに虫や雑草が見付かったことを理由に5万2501トンの小麦が押収となっていた。
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2009年05月22日(金)
ウガンダ政府、北部から極東部にかけてコーヒー生産促進の計画
[コーヒー]
ウガンダ農務省は22日、国内北部から極東部にかけて商業コーヒー生産を促進する計画を明かした。2015年までに国内生産を450万トンに引き上げるとの目標を達成させるためという。政府は1215の地域運営の苗床を設けており、年間に最高1600万本の苗木生産を狙うとのことである。ウガンダのコーヒーは中部と東部、西部、南部で生産されているが、ウガンダコーヒー開発局によると北部や極東部の土壌や天候も生育に適している。
農務省はまた、2008/09年度の同国グルメコーヒー輸出が5万袋に到達する見通しを発表した。前年度の3万袋から大きく増加の見方で、これは政府によるグルメコーヒー生産・販売への投資が奏功したためと説明。
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ロシア、28日OPEC総会を欠席へ・エネルギー相
[エネルギー]
ロシア通信社によると、同国エネルギー相は22日、28日開催の石油輸出国機構(OPEC)総会の欠席を明かした。同相は、次回総会で内部関連事項を取り上げるだけで、生産枠変更を巡る議論はないだろうとコメントしたという。
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2009年インド大豆作付、前年比1割増見通し・SOPA
[穀物・大豆]
インドの大豆加工協会(SOPA)は22日、2009年の国内大豆作付が前年から1割増加して1060万ヘクタールになるとの見通しを発表した。協会広報は、国内価格の上昇が生産意欲を高めているのを理由に挙げている。また、モンスーンの早期到来観測も寄与しているとコメント。
同氏はさらに、増反によって生産が上向く可能性も示唆した。前年度の作付終盤では天候不順による影響があったが、今年は安定した天気を維持できるなら生産アップが見込めるという。政府は現時点で1020万トンの収穫を見通しているのに対し、SOPAの予測は1200万トンとした。インドの大豆作付は5-6月に行われ、収穫は10月に始まる。
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