2009年05月22日(金)
ウガンダ政府、北部から極東部にかけてコーヒー生産促進の計画
[コーヒー]
ウガンダ農務省は22日、国内北部から極東部にかけて商業コーヒー生産を促進する計画を明かした。2015年までに国内生産を450万トンに引き上げるとの目標を達成させるためという。政府は1215の地域運営の苗床を設けており、年間に最高1600万本の苗木生産を狙うとのことである。ウガンダのコーヒーは中部と東部、西部、南部で生産されているが、ウガンダコーヒー開発局によると北部や極東部の土壌や天候も生育に適している。
農務省はまた、2008/09年度の同国グルメコーヒー輸出が5万袋に到達する見通しを発表した。前年度の3万袋から大きく増加の見方で、これは政府によるグルメコーヒー生産・販売への投資が奏功したためと説明。
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ロシア、28日OPEC総会を欠席へ・エネルギー相
[エネルギー]
ロシア通信社によると、同国エネルギー相は22日、28日開催の石油輸出国機構(OPEC)総会の欠席を明かした。同相は、次回総会で内部関連事項を取り上げるだけで、生産枠変更を巡る議論はないだろうとコメントしたという。
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2009年インド大豆作付、前年比1割増見通し・SOPA
[穀物・大豆]
インドの大豆加工協会(SOPA)は22日、2009年の国内大豆作付が前年から1割増加して1060万ヘクタールになるとの見通しを発表した。協会広報は、国内価格の上昇が生産意欲を高めているのを理由に挙げている。また、モンスーンの早期到来観測も寄与しているとコメント。
同氏はさらに、増反によって生産が上向く可能性も示唆した。前年度の作付終盤では天候不順による影響があったが、今年は安定した天気を維持できるなら生産アップが見込めるという。政府は現時点で1020万トンの収穫を見通しているのに対し、SOPAの予測は1200万トンとした。インドの大豆作付は5-6月に行われ、収穫は10月に始まる。
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2009年05月21日(木)
5月の月次入札、前月と同じ総額1010億ドルに・財務省
[金融・経済]
米財務省は21日、来週実施の月次入札での発行額を発表した。2年債が400億ドル、5 年債350億ドルで、いずれも前回と同じ。7年債も260億ドルで据え置いた。総額1010億ドルとなる。入札は26日の2年債から順次行う。
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ロシア監視機関、エジプトに出荷した小麦品質は基準以上と主張
[穀物・大豆]
ロシアの連邦監視機関Rosselkhoznadzorは21日、同国がエジプトに出荷した小麦品質は基準以上出会ったことを主張する声明を発表した。これは、エジプト政府が先週から衛生問題を理由にロシア産小麦を差し押さえているとの報道に対するもの。同機関は、エジプトに輸出した小麦のサンプル調査の結果、品質はエジプトの基準に反していないといい、また買い付け側の条件にも沿っているとコメント。このほか、小麦押収に関してエジプトから正式に通告されていないともしている。
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米砂糖菓子メーカーが砂糖供給懸念、砂糖きびやビート生産不安で
[砂糖]
全米菓子協会(NCA)幹部は21日にメディアに対し、国内砂糖菓子メーカーの間で砂糖供給への懸念が強まっていることを示した。フロリダ州で干ばつによる砂糖きびへの影響が危惧されている一方、北部プレーンズでは洪水のためにビート作付が遅れており、生産不安が高まっているためという。夏の終わりまでには需給が極めて逼迫するのを見越していることも示した。同氏によると、砂糖菓子業界は米国で2番目に砂糖消費が大きい。
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失業保険新規申請件数63.1万件、前週比減少も予想上回る
[経済指標]
米労働省が発表した16日までの週の失業保険新規申請件数は63万1000件だった。前週の64万3000件から1万 2000件減少。2週間ぶりのマイナス転落だが、市場予想は上回る。なお、前週分は速報値63万7000から引き上げとなった。雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は62万8500件で、前週の63万2000件(修正値)よりダウン。
失業保険の継続受給件数は5月9日時点で666万2000件だった。1月10日までの週から増加を続け、調査史上最高を再び更新。ただし、前週比は7万5000件と2月21日までの週以来の小幅マイナスだ。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。
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