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2009年05月14日(木)

2009/10年度ウクライナ国内で50万トンの砂糖不足見通し
 [砂糖]

ウクライナの砂糖生産者組合は14日、2009/10年度に約50万トンの精製糖不足となる見通しを示した。国内生産の減少が理由。組合は、砂糖ビート作付面積が前年度の40万トンに対し、34万-35万ヘクタールに減少を見越す。また、採算性の悪化から稼動を見送る予定の製糖所があるという。このため、国産ビートからの砂糖生産は150万トンと、国内の年間消費200万トン今日を下回るとした。

Posted by 直     

2009年コロンビアコーヒー生産見通し、2回目の引き下げ
 [コーヒー]

コロンビアコーヒー局(Fedecafe)は13日の記者会見で、2009年コーヒー生産が1050-1150万袋になると見越していることを明かした。前月に初回予想レンジ1180万-1210万袋から1140-1190万袋に引き下げ、このたびさらなる下方修正である。また、上限予想でも前年の1148万7000袋とほぼ横ばいをみている格好だ。大雨など異常気象で開花、収穫いずれにも影響を及ぼしたという。ただ、植え替えなど生産改善プログラムの効果により今年後半の生産と輸出が正常化するのを見込むともした。

Posted by 直     

失業保険申請件数は前週から3.2万件増加、予想上回る
 [経済指標]

米労働省が発表した9日までの週の失業保険新規申請件数は63万7000件だった。前週から3万2000件増。3週間ぶりのプラス転換で、また3週間ぶりの高水準だ。市場予想も上回った。なお、前週分は速報での60万1000件から60万5000件に改定。

雇用情勢をより良く映すといわれる4週平均は63万500件だった。5週間ぶりに前週を上回る。

失業保険の継続受給件数は5月2日時点で656万件だった。調査史上最高を再び更新。1月10日までの週から増加を続け、しかも直近週は20万2000件とこの4ヶ月間弱で最も大きな前週比プラスである。継続需給のデータは新規申請件数より一週間遅れとなる。

Posted by 直     

ストラテジーグレイン、09/10年度EU穀物生産見通し再び下方修正
 [穀物・大豆]

ストラテジーグレインは14日に発表した月次市場報告で、2009/10年度の欧州連合(EU)穀物生産見通しを再び引き下げた。最新予測は2億8970万トン。前月報告時の2億9420万トンを下回り、前年から7.1%減少するのをみている格好だ。また、5月後半から6 月にかけて最終的なイールドを決める時期にあたり、新たな修正があり得ることを示した。

最も規模の大きい軟質小麦の2009/10年度生産見通しを、前月報告での1億3060万トンから前年比7.9%減の1億2890万トンに改定した。ポーランドやハンガリー、ルーマニアで乾燥によりイールド低下となっていることを理由に挙げた。2009/10年度のコーン生産見通しは一年前より5.9%少ない5860万トンで据え置いた。

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IEA、09年世界石油需要を20万バレル下方修正
 [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は14日に発表した月報で、2009年の世界石油需要を日量8,320万バレルと推定、前月から20万バレル下方修正した。前年比では260万バレル、3.0%の減少と過去30年で最大の落ち込みとなる。需要の減少傾向には歯止めが掛かりつつあるが、本格的な回復は2010年に入ってからになるという。

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Posted by 直     

2009年05月13日(水)

ロシア国産ビートからの砂糖生産、310万-320万トンに減少見通し
 [砂糖]

ロシアの砂糖生産者組合は13日、2009年に国産ビートから310万-320万トンの砂糖を生産するとの見通しを発表した。前年の350万トンより減少の見方。3月から4月初めにかけての気温低下、4月は降霜に見舞われ、雨不足もありさくづけが2-3週間後れたためという。

組合によると、作付は12日時点で70万9200ヘクタールとなった。前年同期の76万8300ヘクタールを下回る。

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4月米住宅差し押さえ件数、月間で過去最高更新
 [金融・経済]

米不動産情報のリアルティトラックによると、4月の米住宅差し押さえ件数は34万2038件だった。前月から0.25% と小幅ながらも一段の増加。3月に2005年の調査開始から月間の差し押さえ件数として過去最高を更新したが、4月は再び記録を塗り替えた格好になる。前年同月に比べると32.25%増加。

Posted by 直     

4月小売売上高は前月から0.37%減少、予想以上の落ち込み
 [経済指標]

米商務省によると、4月の小売売上高は前月比0.37%減少した。2ヶ月連続ダウン。3月の1.31%よりペースは大きく鈍化したものの、市場予想は上回る落ち込みだ。なお、3月の前月比は速報の1.14%より改定となった。

4 月の売上高で前月を下回ったカテゴリーが増加よりやや多かった。減少で目立ったのが電気製品で2.84%ダウン。また、ガソリンスタンドでも2.32%落ちた。このほか、食品・飲料、衣料品、家具なども前月割れ。増加したものでは、健康関連が0.36%、スポーツ・趣味・娯楽の0.35%が特に高い伸び。自動車および部品は0.20%のプラスである。

自動車関連を除いた小売売上高は0.48%減少した。市場の横ばい見通しに反して2ヶ月続けて前月比マイナスとなった。ガソリンを除いて0.51%、自動車とガソリンを除くと0.42%それぞれ前月を下回る。

Posted by 直     

08/09年度仏軟質小麦在庫推定、5000トンの下方修正
 [穀物・大豆]

フランス政府の新機関FranceAgriMerは13日、2008/09年度の国内軟質小麦在庫を389万5000トンと推定していることを発表した。従来の390万トンを僅かに下回る。コーン在庫推定は287万 5000トンから311万1000トンに引き上げた。

FranceAgriMerは仏穀物局(ONIGC)など5つの政府機関を一つに統合して設立たものである。4月にONIGCがそれまで手掛けていた月次報告を引き継いだ。

Posted by 直     

OPEC、09年度世界石油需要推定を15万バレル引き下げ
 [エネルギー]

石油輸出国機構(OPEC)は13日に発表した月報で、2009年度世界石油需要を日量8,403万バレルと推定、前月から15万バレル下方修正した。米国の需要を16万バレル、中国を3万バレルそれぞれ引き下げている。需要は前年から156万バレル、1.8%減少する。世界経済の落ち込みのペースはやや和らいだものの、実質的な回復はまだ先だと指摘、需要の先行きに対して厳しい見方を示した。

非OPEC諸国の生産は日量4,855万バレルと前月から7万バレルの小幅引き下げ。OPECの4月産油量は日量2,814.4万バレルと前月から21.9万バレル増加。イランの生産が9万バレル増えたほか、ナイジェリアとUAE、イラクを除く加盟国では小幅ながら生産量が増えている。イラクを除く11ヶ国の産油量は日量2,581.1万バレルと前月から22.3万バレル増加。昨年12月に決定した減産目標を依然として90万バレル以上上回っている。

Posted by 直     

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