2008年10月01日(水)
タカ派連銀高官、利下げ支持の可能性を示唆
[要人発言]
フィラデルフィア連銀のプロッサー総裁はメディアインタビューで利下げを支持する可能性を示唆した。金融情報のマーケットウォッチ・インターナショナルが1日に報じたインタビュー記事によると、金融危機によって景気がさらに弱含んだ場合と述べ、またインフレ抑制の確信も条件であることを指摘している。
ただ、総裁は景気見通しが著しく悪化したとの結論に至っていないとも述べた。現時点での利下げの効果も疑問視しているとコメント。総裁は利上げの必要性については触れなかったという。
プロッサー総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーを務めている。タカ派でしられ、3月の会合ではより小幅の金利引下げ支持からフィッシャー・ダラス連銀総裁とともに0.75ポイントの利下げに反対票を投じた。また、4月の会合でもフィッシャー総裁と揃って金利据え置きを訴えて0.25 ポイント利下げに反対した経緯がある。
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2008年09月24日(水)
金融危機、第二次世界大戦以降最も深刻・FRB議長
[要人発言]
米連邦準備理事会(FRB)のバーナンキ議長は24日の上下両院合同経済委員会公聴会で、現行の金融危機は第二次世界大戦以降最も深刻と述べ、対応が遅れれば市場悪化のリスクも示唆した。FRB議長は景気見通しで証言をしたが、週末に政府が打ち出した金融安全化策に関連した言及が大勢。市場が既に不安定なことを指摘し、政府対策の必要性も訴えた。また、市場減速が進まないとしても、経済成長の足かせになるとコメント。
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