2008年10月01日(水)
2008年豪州小麦生産、前年比6割増・地元銀見通し
[穀物・大豆]
ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)は1日、2008年の豪州小麦生産が2080万トンになるとの見通しを発表した。前年の1300万トンから6割増加の見方であり、市場予想の範囲内。ただ、政府が見越す2250万トンより少ない。NABは、国内需要700万トンを差し引いて、主要輸出国になることも示唆している。
Posted by 直
2008年09月30日(火)
USDAスモールグレイン:小麦生産は市場予想上回る
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)が発表したスモール・グレイン・サマリーによると、2008年度の米国全小麦生産は24億9,952万4,000ブッシェルとなった。前年比で20.94%の増加、市場予想平均も上回った。春小麦が5億4,674万4,000ブッシェルと前年比で14.13%増加、市場予想を大きく上回ったのが背景にある。一方、冬小麦の生産は18億6,790万3,000ブッシェルと8月の推定から695万4,000ブッシェルの下方修正、市場予想もやや下回った。イールドは全小麦で1エーカー44.9ブッシェルと前年の40.5ブッシェルから上昇、冬小麦のイールドは47.2ブッシェル、春小麦は40.5ブッシェルと、それぞれ前年の42.2、37.0ブッシェルから上昇した。
Posted by 直
USDA四半期在庫:小麦は予想下回る、コーンと大豆は予想以上
[穀物・大豆]
米農務省が発表した四半期在庫によると、9月1日現在の全小麦在庫は18億5,657万6,000ブッシェルと前年比で8.13%増加した。19億ブッシェルを上回るとしていた市場予想には届かなかった。6月1日以降の在庫取り崩しは9億4,876万6,000ブッシェルと前年同期を17.72%上回っている。6月から7月にかけて輸出が好調だったのが在庫取り崩し急増の背景にあると見られる。
コーンの在庫は16億2,415万ブッシェル、前年比で24.59%増加し市場予想平均もやや上回った。6月 1日以降の在庫取り崩しは24億386万7,000ブッシェルと前年同期で7.81%増加、需要が依然として非常に強い。
大豆の在庫は2億503万4,000ブッシェルと前年比で64.20%減少と6月1日時点での前年比38.09%減から在庫逼迫が更に進んだ。市場予想平均はやや上回った。6月1日以降の在庫取り崩しは4億7,110万9,000ブッシェルと前年同期を9.12%下回っており、需要が急速に伸び悩んでいることがうかがえる。
Posted by 直
【 過去の記事へ 】



