2008年10月27日(月)
カナダ農務省、2008/09年度穀物・油種在庫見通し引き上げ
[穀物・大豆]
カナダ農務省(AAFC)は2008/09年度(8-7月)の穀物および油種期末在庫見通しを引き上げた。9月半ば時点で1047万5000トンを見越していたのを1242万5000トンに改定。また、2007/08度の在庫推定を1087万8000トンから1070万 5000トンに上方修正した。この結果、従来は2008/09年度には前年を僅かにも下回る見方だったのが、16.1%増加するのをみている格好だ。
2008/09 年度の生産を前年比12.2%増の6812万8000トンと見通しており、やはりこれまでの予測6513万1000トンから引き上げた。輸出も2987万 5000トンから3132万5000トンに改定。ただ、前年度の3159万2000トンから減少の見方は変わらない。
国内消費に関しては、2007/08年度を3481万5000トンから3523万3000トン、2008/09年度を3876万6000トンから3819万トンにそれぞれ修正した。
データは小麦やコーン、大豆、カノーラなど7つの作物をベースとしている。
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2008年10月24日(金)
米中西部で大豆さび病感染確認・USDA
[穀物・大豆]
米農務省(USDA)ホームページ上の大豆さび病サイトによると、主要生産地である中西部で今シーズン初めてアジア大豆さび病の感染が確認された。報告があったのはイリノイ州マクリーン郡とミズーリ州スコット郡、オクラホマ州ブライアン郡。
サイトでは、さび病菌がシカゴに約125マイルのところまで広がっているが、収穫が終了間じかであることからイールド低下のリスクは小さいと指摘している。オクラホマ州立大学の研究者も、同州ブライアン郡で今週見つかったばかりだが、収穫への影響を否定。同州の大豆は既に熟しており、大半が収穫済みであることを理由にしており、目先新たな確認があってもやはり問題はないという。
Posted by 直
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