2009年05月05日(火)
フィリピン飼料向け小麦輸入、8年ぶり高水準に膨らむ可能性
[穀物・大豆]
フィリピンの飼料メーカー協会Pafmi幹部は5日、2009年の同国飼料向け小麦輸入が8年ぶりの高水準となる180 万トンに膨らむ可能性を示した。潤沢な供給を背景に国際価格が比較的安いことが買い付けを押し上げるとの見方である。また、免税輸入が5月に期限切れになっても輸入は上向くのを見込むという。同氏によると、地元業者はすでに100万トンを購入済み。
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2009年05月04日(月)
2008/09年度ブラジル大豆生産推定、下方修正の可能性
[穀物・大豆]
ブラジル農業顧問アグルーラルのアナリストは4日に米通信社ダウ・ジョーンズに対し、2008/09年度の国内大豆生産推定を現行の5830万トンから引き下げる可能性があることを明かした。南部のリオ・グランデ・ド・スル州の生産ダウンを理由にしている。3月4月の晴天は収穫を進めるのに寄与したが、豆の乾燥にも至ったとコメント。リオ・グランデ・ド・スル州の生産は従来見越す860万トンには届かないだろうという。同氏は具体的な推定は8日に発表予定と述べた。
同氏はこのほか、南部の収穫が今週に終わる見通しを示した。4月30日時点で生産規模が2番目に大きいパラナ州の作付が98%終わり、3位のリオ・グランデ・ド・スル州が89%終了。国内全体で前年同期を3ポイント上回る92%が作付済みとなった。最大のマットグロッソ州やマット・グロッソ・ド・スル州、サンパウロ州では完了している。
Posted by 直
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