2009年05月11日(月)
米ホワイトハウス、2009-10年度財政赤字見通し引き上げ
[金融・経済]
米ホワイトハウスは11日に発表した予算教書修正版で、2009会計年度の財政赤字見通しを引き上げた。最新予測は実質国内総生産(GDP)の12.9%に当たる1兆8410億ドル。2月時点で見越していた1兆7520億ドルから890億ドルの上方修正になる。2010年度分は1兆1710億ドルから1兆2560億ドルに改定し、これはGDPの8.5%に相当の見方だ。赤字見通しの上方修正は、税収の縮小や、銀行救済、失業保険といったコストが膨らんでいるためという。
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2009年04月29日(水)
FOMC、金融政策方針に変更なし
[金融・経済]
米連邦公開市場委員会(FOMC)は29日、短期金利の指標となるフェデラルファンド(FF)金利誘導目標を従来の年 0-0.25%のレンジを維持すると発表した。例外的に低い金利環境が続くとの見通しを繰り返している。このほか、最高3000億ドルの長期国債買い入れや、1兆2500億ドルの住宅ローン担保証券、最高2000億ドルのエージェンシー債の購入といった前回会合で決めた計画に変更がないことを示した。なお、本日の決定は3月の会合に続いて全会一致だった。
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5月の定例国債入札予定額、710億ドルで過去最大更新
[金融・経済]
米財務省は29日、5月5-7日に実施の定例入札で発行総額が710億ドルになると発表した。これは過去最大を更新となる。内訳は3年債が350億ドル、10年債220億ドル、30年債140億ドル。
3 年債は2月の前回入札と比べ30億ドル引き上げになり、しかし前月と同水準だ。10年債は2月の210億ドルからアップ。ただ、前月のリオープンで180 億ドルだったのを上回る。30年債は2月と同じだが、3月のリオープンでは110億ドルだったのと比べると増発になる。
財務省はこのほか、30年債のリオープン回数を2回に増やすことに決めた。これまでは、四半期ごとの入札翌月に実施だったが、本日の規定変更により5月に発行する30年債は6月と7月に再発行となる。
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