2007年10月04日(木)
2006年のマイノリティによる住宅購入、前年比7.1%減少
[金融・経済]
米金融サービスのジェンワース・ファイナンシャルとコンプライアンス・テクノロジーズは2006年に住宅購入したマイノリティ(少数人種)に属する消費者の数が前年より7.1%減少したことを示す調査結果を発表した。最も落ち込みが大きかったのがアジア系で21.5%。一方、アフリカ系は0.5%と僅かにも増加した。調査ではまた、昨年のマイノリティによって組まれた住宅ローンの39.1%がサブプライム・ローンだったという。人種別ではやはりアフリカ系が最も高くて48%。アジア系が組んだ住宅ローンでサブプライムが占めたのは17%となり、これは白人の18%よりも低い。
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OPECは今後も十分な石油供給を続けるべき、米エネルギー長官
[エネルギー]
ボドマン米エネルギー長官は4日、記者会見の席でOPECや他の産油国は米国や世界市場に対して十分な石油を供給し続けるべきとの見方を示した。OPECが先の総会で11月から日量50万バレルの増産を決定したことについては、正しい方向に向かっていると評価、しかし今後は更なる増産が必要になるとも述べている。
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米エタノール生産、3ヶ月連続で過去最高
[エネルギー]
米エネルギー省情報局(EIA)によると、国内のエタノール生産が3ヶ月連続して過去最高を更新した。当局がまとめた直近データで7月の生産は1305万1000バレル。前月比4.0%増、前年同月との比較では33.2%のプラスである。7月時点での在庫は969万9000バレルで、前月を6.9%上回った。前年比較で25.4%増加。
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07/08年度のブラジル大豆生産、記録更新見通し・CONAB
[穀物・大豆]
ブラジル農務省商品供給公社(CONAB)は4日に初めてとなる2007/08年度穀物生産見通しを発表し、大豆が5935万3700-6125万8600トンになるとの見方を示した。06/07年度の過去最高である5839万1800トンを1.6-4.9%上回ると見込んでいる。作付は前年度の2068万6800ヘクタールから2119万300-2187万1600ヘクタールに増えるとみている。
コーンは、作付推定を1421万4700-1442万2800ヘクタールとし、前年度の1399万9700ヘクタールを上回る見方と見越している。生産は前年比1.2-3.2%増の5175万4700-5279万7600トンと予想。
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タイの07/08年度砂糖きびは前年比8.5%増・農業省
[砂糖]
タイ農業協同組合省は4日に2007/08年度の国内主要農作物生産見通しを発表し、このうち砂糖きびを7288万トンとした。前年度の6719万トンと比べて8.5%増の見方である。同省の見通しは砂糖局による見通しと異なることに認識を示しているが、理由には触れていない。砂糖局では前年度の6380万トンから6815万トンに増えると予想している。
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2007年10月03日(水)
2006/07年度のコスタリカコーヒー輸出、前年比4.7%増
[コーヒー]
コスタリカコーヒー局(Icafe)が3日に発表したデータによると、2006/07年度(10月-9月)の同国コーヒー輸出は前年比4.7%増の147万1742袋となった。9月単月の出荷は前年同月を11.8%上回る3万6374袋だったという。
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セルロースベースエタノールが省エネ達成手段・米エネルギー長官
[エネルギー]
ボドマン米エネルギー長官は3日、米テレビCNBCとのインタビューでセルロースベースのエタノール開発がブッシュ政権の省エネ目標を達成できる唯一の手段だと語った。ブッシュ政権は向こう10年間で国内の石油消費を20%減らすのを狙っている。長官はこのほか、エネルギー需要削減対策としての燃料税引き上げ案を否定。自動車による移動に対する依存度が高い西部の消費者への負担が大きくなる一方、ニューヨーク市などの都市部で車の必要性が低いところでは効果薄という。また、欧州で米国に比べて燃料税が高いことによる経済的な影響も指摘した。
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株式相場の暴落懸念する向きやや優勢・米金融サイト調査
[金融・経済]
米金融サイトのマーケットウォッチが読者アンケートを行った結果、10月の株式相場暴落を懸念する向きがやや優勢だったと発表した。「多少懸念しており、投資比率を調整している」とする向きが31.29%、「非常に懸念しているとする向き」は21.72%。あわせて僅かにも過半数を占めた。ただ、最も回答率が高かったのは「大して警戒していない」の32.2%。買いのチャンスとの見方も14.8%あったという。今年は「ブラックマンデー」20周年にあたり、同サイトではこれに関連して調査を実施した模様。アンケート結果は1万2037人の回答がベースとしている。
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9月ISMサービスは前月から低下、予想もやや下回る
[経済指標]
米供給管理協会(ISM)が発表した8月のISM非製造業指数は54.8となり、前月から1ポイント低下した。3月以来の低水準であり、市場予想と比べてもやや低い。新規受注が前月を下回る53.4、受注残が3ヶ月ぶりに拡大・縮小の分岐点となる50を割り込んだ。輸出受注は50ちょうどで増減なしだったことになる。在庫も50.0。一方、雇用は前月の47.9から52.7に改善した。6月以来の高水準。価格指数は66.1で、前月の58.6より高いだけでなく、5月以来の水準にアップである。
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豪AWB幹部、政府より少なめの小麦収穫見通す
[穀物・大豆]
豪AWBの幹部が今年度の国内小麦収穫は1200万-1400万トンになるとの見通しを示したことが地元ラジオで報じられた。前年度の980万トンから増加の見方であるが、政府機関ABAREが先月半ばに発表した予測1550万トンより少ない。国内生産のほぼ3分の1を占めるニューサウスウェールズ州を襲った熱波による影響を指摘。AWBの輸出は南部及び西部における収穫が大半を占めている。当初は800万-1000万トンを出荷用に確保する見通しだったが、現時点ではこの半分しか期待できないことも示した。
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イラク北部のパイプラインで石油輸送が再開
[エネルギー]
現地業者が伝えたところによると。イラク北部のキルクーク油田とトルコの輸出港シェイハンを結ぶパイプラインで石油輸送が稼動を再開、現在日量8万4,000バレルのペースで石油輸送が行われているという。シェイハン港の貯蔵施設には530万バレルの石油があり、金曜に締め切られる予定の新規輸出競売を行うのには十分な量だという。
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