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2007年10月22日(月)

ブラジルで初の公共エタノールターミナル稼動へ

ブラジルで初の公共エタノールターミナル稼動へ
[エタノール]
ブラジル・パラナ港広報は22日、23日に初めてとなる公共のエタノールターミナルが稼動を開始することを明らかにした。ターミナルには3万7500立方メートルの収納容量があり、一ヶ月間に最高15隻の船舶の取り扱いが可能という。現在、輸出業者の大勢は私設ターミナルを使用しているが、同港では公共ターミナルの利用が加わって業者に選択肢が増えるとの見方を示している。

また地元の砂糖・エタノール組合幹部も、パラナ州で生産されたエタノールは新しいターミナルを経て出荷されることになるとコメントしている。組合幹部によると、2006年にパラナ州が輸出したエタノールは2億7000万リットル。2007年には4億5000万リットルに増えると見通している。

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米ビジネス需要、7-9月期に減少進む
 [金融・経済]

米ビジネス経済協会(NABE)が22日に発表した四半期ごとのビジネス調査によると、7-9月期に需要減少が進んだ。調査では増加回答の比率から減少比率を差し引いた結果を指数化。需要が前四半期での14%から22%に上がり、一方で増加したとの回答は前回を3ポイント下回る41となったために指数にして19となった。業種別では製造業がマイナス15となり、減少と答えた向きが増加以上だったことを意味する。金融・保険・不動産(FIRE)は7。3ヶ月前の調査では33だった。輸送・公益・情報通信(TUIC)も低下したが、サービス業だけは5ポイント上がって40となった。

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Posted by 直     

イラク北部のクルド人勢力、トルコとの休戦を宣言か
 [政治・国際情勢]

イラクのタラバニ大統領は22日、イラク北部のクルド人武装勢力が本日遅くにもトルコとの休戦を宣言するとの見通しを述べた。イラク北部のクルド人都市スライマニヤの空港からバグダッドに向かう際に記者団に述べたもので、詳細は明らかになっていない。

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2007年中国コーン生産、前年並みかやや増加に・農務省
 [穀物・大豆]

中国農務部は22日、2007年の国内コーン生産が前年並みもしくはやや増えるとの見通しを発表した。今年初めは干ばつに見舞われイールドが3%低下の見通しだが、増反と9月に天気に恵まれたことで補うとの見方を示している。国内のコーン価格については、飼料及び工業用の需要が高いために下落はないと見通す。

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ロシアの金準備高は7-9月期に5.3%増加
 [メタル]

ロシア中銀が22日に明らかにしたデータによると、同国の金準備高は10月1日現在1,380万トロイオンスと7月1日の時点より70万オンス、5.3%増加した。中銀によると、金準備は国内の銀行間取引市場から金を購入することによって、徐々に増やしているという。同国の7-9月期における金および外貨準備全体の伸びは4.7%で、金のみの準備高はこれを上回る。中銀は以前から外貨準備に全体における金の割合を5%-10%の間で維持したい意向を示している。

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2007年10月19日(金)

ブラジル2番目の州で07/08年度大豆作付開始
 [穀物・大豆]

ブラジル・パラナ州農業局高官は19日、州内での2007/08年度大豆作付が始まったと発表した。同氏によると、15日時点での作付進捗率は1.4%で、これは前年同期の12%を大きく下回る。今シーズンは乾燥が続いたために作業が遅れている。地元の気象局は、ほとんどののうちで雨が降り始めたものの、北東部では作付を始めるのにまだ水不足という。パラナ州は国内2番目に大きい大豆生産地である。

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07/08年度のアルゼンチン小麦収穫開始・取引所
 [穀物・大豆]

アルゼンチン・ブエノスアイレス穀物取引所は19日の週次報告で、2007/08年度の小麦収穫が始まったと伝えている。19日時点で1%終了し、これは一年前に比べて3.7ポイント下回るという。また、気温低下が進み小麦の発達がやや遅れていることも指摘。それでも作柄について良好と評価している比率は前週より2ポイント高い74%にした。

大豆作付は19日時点で今年度の推定1680万ヘクタールの2%、33万ヘクタール終わったという。土壌水分に申し分のない状態で、作業も進んだとコメントしている。

一方、コーン作付は53.7%終了と報告している。前年同期に比べて11.6ポイントアップ。12日時点で33.2%終わったという。前週のレポート同様に、雨が降り止まない中でも作業は進み、しかし中部では当初予定の作付を完了させるには雨が止む必要があるとしている。

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06/07年度ペルーコーヒー輸出、前年比20.2%増
 [コーヒー]

ペルー・コーヒー会議所のデータによると、2006/07年度の同国コーヒー輸出は前年比20.2%増の322万7490袋となった。統計は昨年10月から今年9月の一年間を対象としており、2006年の収穫増加が06/07年度の輸出増加に寄与したといわれる。

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07/08年度フィリピン粗糖輸出、前年比8%減少見通し
 [砂糖]

フィリピンの砂糖規制局(SRA)高官は18日、2007/08年度の粗糖輸出が前年度から8%減少して11万トンにとどまるとの見通しを明かした。天候要因から主要生産地での砂糖きび収穫が進んでいないためといい、同氏は今週初めに今年度の粗糖生産見通しも引き下げ済みである。供給ダウンの影響から米国への出荷割当率を7%から6%に削減した。同氏はまた、輸出減少は国内供給を増やす狙いもあるという。フィリピンでは供給減でここ数週間の国内砂糖価格が高騰している。

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石油価格高騰は消費国の需要低下招く、ナイジェリアOPEC代表
 [エネルギー]

ナイジェリアのOPEC代表団のメンバーは19日、ダウジョーンズ社のインタビューに答え、価格高騰が続けば消費国の需要低下を招くとの懸念を表明、現在の高価格を支持しない意向を明らかにした。もっとも、価格は投機的な動きによるもので、需要と供給を反映していないとし、生産を増やす理由は見当たらないと追加増産の可能性は否定した。

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