2008年08月22日(金)
クロップツアー:アイオワ州のコーンは良好、大豆は前年より悪い
[穀物・大豆]
プロファーマーが主催する2008年度米中西部クロップツアーは21日、4日目の調査を終了。東部調査班は生産量全米1位のアイオワ州のコーンイールドを1エーカー168.33ブッシェルと推定した。前年とほぼ同じ水準で、過去3年平均の162.63ブッシェルを上回る。USDAの推定は今年度、前年度共に171.0。全体的にイールドは良好ながら、6月に洪水の被害に見舞われた州の中央部には依然として大きな爪跡が残っており、春に過剰な土壌が水分過多になったことがイールドを引き下げる可能性があるという。
また、生産量全米1位の同州の大豆は9平方フィートあたりの鞘数が1,091.25個と前年の1,218.40個、過去3年平均の1,216.34個を大きく下回った。州内の幾つかの農場では生育の遅れがひどく、降霜の被害が出るリスクが非常に高いとしている。
これまでの数年間は州内のほとんどで似たような作柄だったのが、今年は生育が非常に良好な地区の隣が非常に悪かったりと、地区によってバラつきが激しいとした。
また、東部地区では4日間の調査を経てポテンシャル(高イールドの可能性)、ビハインド(生育の遅れ)、ドライネス(乾燥) の3つが大きなテーマとして持ち上がったとしている。この先も引き続き天候に恵まれ初霜の降りる時期が後ろにずれ込めば、コーン、大豆共にかなりの高イールドが期待できるとする一方、生育の遅れの影響は収穫が終わるまでイールド推定に十分に反映されることはないとも指摘、これから収穫までの間は例年以上に天候に恵まれる必要があるとしている。通常の時期に初霜が降りた場合は、収穫のかなりの部分がその影響を受けると見られ、仮に例年より遅くなったとしても、オハイオ州などでは一部に影響が出る恐れがあると言う。
Posted by 松 8/22/08 - 07:25



