2008年09月25日(木)
債券:金融対策の先行きにらんで長短金利差今週初めて縮小
[場況]
10年債利回り:3.85↑0.04
債券は下落。金融安定化策の議会承認で前向きな見方が広がるのを背景に売りの展開となった。取引の早い段階では失業保険新規申請件数が約7年ぶりの高水準となるなど予想以上に弱気の経済指標を手掛かりにした買いもあったが、長続きせず。むしろ買い材料にも反応が限られたことがより売り圧力を強める。さらに、午後は5年債入札が振るわなかったと受け止められ一段と売りが進んだ。特に、このところ買いピッチの速かった短期債に売りが殺到した。
経済指標の発表前後は相場下落も限られ、またほぼ横ばいの水準まで戻す場面もあった。しかし、株式相場が強含んでいるのを確認して下げ足加速。入札を控えていることも重しである。午後の入札結果が伝わった後には長期金利の指標10年債利回りが3.9%を超えていた。ただ、その後は金融対策の先行きにやや慎重な見方も出始め、長期債中心に売りのペースが鈍った。10年債利回りの上昇幅は縮小し、30年債利回りが低下に転じて終了。一方、2年債利回りは大幅上昇のまま引け、このため長短金利差が今週初めて縮小した。
Posted by 直 9/25/08 - 18:01



