2024年07月05日(金)
24/25年世界穀物生産見通し上方修正、過去最高更新予想に転換
[穀物・大豆]
国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2024/25年度世界穀物生産見通しを28億5420万トンと、前月に発表した初回予想の28億4630万トンから引き上げた。この結果、2023/24年度に記録した過去最高の28億5040万トン(修正値)を僅かに上回り、記録を塗り替える格好になる。小麦の生産予想は7億8670万トンから7億8910万トンに上方修正。主にアジアの上方修正が全体を押し上げたとコメント。小麦も0.1%増加と、前回報告での減少見通しからシフトとなった。コーンを含めて雑穀の生産が15億3000万トンになるとの見通しで、15億2460万トンから若干引き上げ。アルゼンチンとブラジルのコーン生産見通しがイールド改善によって引き上げられ、トルコとウクライナのコーン見通しも上方修正になったという。だが、世界生産は前年比にすると0.1%減少、2年ぶりのマイナス見通しである。
2024/25年度の世界消費は28億56400万トンの見通しで、前年から0.5%増加、また初回予想の28億5100万トンを上回る。このうち小麦は7億9400万トンから7億9550万トンに修正。前年との比較にすると0.7%、5年ぶ売りの減少見通しになる。雑穀は15億2560万トンから15億2940万トンに修正した。前年比0.8%増加。
貿易は4億8110万トンになるとの見通しを示した。初回予想の4億8130万トンから若干ダウン、前年から3.0%減少する。小麦が1億9800万トンから1億9710万トンに下方修正の一方、雑穀は2億2990万トンから2億3090万トンに引き上げた。それぞれ3.7%と3.9%の減少見通し。穀物の期末在庫は8億9720万トンから8億9430万トンに引き下げたが、前年に比べると1.3%の増加となる。
Posted by 直 7/5/24 - 09:23



