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2024年07月11日(木)

IEA、世界石油需要見通しを下方修正
  [エネルギー]

国際エネルギー機関(IEA)は11日に発表した月報で、2024年4-6月期の世界石油需要の伸びが前年比で日量71万バレルになるとの見通しを示した。前月から下方修正で、2022年10-12月期以来の低い伸びとなる。パンデミック以降の回復が一巡した中国の需要が減少するとの見方が背景にある。2024年と2025年の需要の伸びは、日量100万バレルをやや割り込むまでに鈍化、経済成長の伸び悩みやエネルギー効率の改善、電気自動車の普及などが主な要因という。

世界石油生産は6月に日量1億290万バレルと、前月から15万バレル増加した。油田のメンテナンスの終了やバイオ燃料の生産増が背景にあり、サウジの大幅な生産減少分を相殺した。4-6月期の生産増は日量91万バレル、7-9月期は77万バレルのペースで増加するという。このうち、非OPECプラスの生産は60万バレルを占めることになる。2024年通年の生産は日量77万バレルの増加、2025年は180万バレル増加すると予想される。

製油所稼働は、2024年に日量8,340万バレルと前年比で95万バレル増加するとの見通しが示された。2025年には日量8,400万バレルと、63万バレル増加するとの見通しとなっている。5月には需要の弱さと製油所マージンの低下によって、中国の欧州の稼働が鈍ったほか、6月には大西洋岸の製油所マージンも低下したという。アジアでは6月に稼働が回復した模様。

世界の石油在庫は、5月に前月から日量2,390万バレル、4ヶ月連続で増加したと見られている。洋上在庫が1,730万バレル減少した一方、陸上の在庫は4,130万バレル増加、30ヶ月ぶりの水準を回復した。OECD諸国の在庫は28億4,500万バレルと、前月から2,780万バレル増加したものの、過去5年平均は依然として6,900万バレル下回っている。速報データによると、在庫は6月に1,810万バレル減少、石油製品の在庫は増加したものの、原油の取り崩しがそれを上回った。

Posted by 松    7/11/24 - 08:10 

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