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2025年02月07日(金)

24/25年世界穀物生産推定3回下方修正、前年比0.6%減少・FAO
  [穀物・大豆]

国連食糧農業機関(FAO)は月次レポートで、2024/25年度世界穀物生産推定を28億4070万トンとした。昨年12月の前回報告(今年1月は休み)での28億4090万トンから僅かにも3回連続の下方修正。米国のコーン下方修正が全体を押し下げたとコメント。世界の穀物生産最新予測は前年の過去最高28億5720万トン(修正値)から0.6%の減少になる。

小麦の生産を7億8890万トンから7億8860万トンに修正した。前年から0.1%の減少になる。オーストラリアとEUの修正が背景にある。コーンを含めて雑穀の生産は15億1320万トンから15億1270万トンに下方修正で、前年の過去最高から1.3%減少。米国のコーンを引き下げた一方、中国や欧州連合(EU)の上方修正で、やや相殺したともいう。

2024/25年度の世界消費は28億6890万トンの見通しで、前回報告時の28億5910万トンから引き上げた。前年比較で0.9%増加。このうち小麦は7億9630万トンから7億9720万トンに上方修正し、この結果、前年と同水準の見方になった。雑穀は15億2610万トンから15億3450万トンに引き上げた。前年比1.0%増加。

穀物の貿易は4億8350万トンになるとの見通しで、4億8390万トンから引き下げた。前年と比べると5.6%減少。小麦を1億9830万トンから1億9670万トン、雑穀は2億3010万トンから2億2770万トンにそれぞれ下方修正。前年比にして6.1%と6.8%の減少になる。穀物の期末在庫は8億7440万トンから8億6660万トンに引き下げた。前年に比べると2.2%の減少となる。

FAOはこのほか、北半球の主要生産地で2025年の冬穀物作付が完了した。EUで軟質小麦を中心に増加とみられ、天候面でもイールド改善が予想されているという。英国の小麦も増加。一方、ロシアでは天候要因から減反となった。気温が高めで積雪量が少なく、冬枯れリスが高まっていることを指摘した。インドは価格上昇と天候が寄与する見通し。アルゼンチンのコーンは病害懸念から減反が予想されている。ただ、イールドは概ね上向きの見通し。ブラジルでは価格上昇が作付の小幅増加につながるとの見方を示した。イールドも改善見通しだが、大豆の作付の遅れにより、サフリーニャコーン作付の遅延が懸念されていることを認識した。

Posted by 直    2/7/25 - 09:59 

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