2010年11月10日(水)
9月貿易収支は440.0億ドルの赤字、前月から縮小
[経済指標]
貿易収支
出所:米商務省、NY8:30発表、季節調整値、単位100万ドル、▲赤字
| 10年9月 | 前月比 | 10年8月 | 市場予想 | ||
| 貿易収支 (モノ+サービス) | ▲44003 | ↓5.33% | ▲46478 | ▲44800 | |
| >モノ(Goods) | ▲56872 | ↓3.81% | ▲59122 | ||
| >サービス | 12869 | ↑ 1.78% | 12644 | ||
| 輸出 (モノ+サービス) | 154095 | ↑ 0.33% | 153595 | ||
| 輸入 (モノ+サービス) | 198098 | ↓0.99% | 200073 |
米商務省が発表した9月の貿易収支は440億300万ドルの赤字だった。前月から5.32%赤字縮小で、市場予想と比べてもやや小幅。貿易赤字は年初からあわせて3791億1600万ドルとなり、前年同期を40.31%上回る。なお、8月の赤字幅は速報の463億4700ドルから464億7700万ドルに上方修正。
9月の輸出は前月比0.33%増加した。3ヶ月連続で伸び、1540億9500万ドルと2008年8月以来の高水準を更新。サービスが1.03%増えた。5ヶ月間続けての前月比プラスで、また4月以来の高い伸びである。モノの輸出は0.02%増で、前月から極めて小幅のプラス。ただ、8月の輸出は修正によって従来推定で0.03%増だったのが0.12%減に改定となり、9月は僅かにもプラス転換となる。食品・飼料・飲料が5.08%増で、2ヶ月続けてアップ。ただ、前月の16.11%に比べて伸びペースはスローダウンだ。一般消費財も2ヶ月連続プラスで、またはこちらは逆に1.09%と前月以上の伸びだった。資本財は0.74%のプラス転換。反面、工業品が2.65%落ち、3ヶ月ぶりのマイナス転落となった。自動車関連も1.36%減少に転じた。
輸入は0.99%減少し、モノだけで1.34%ダウンである。いずれも8月に2%以上増加だったのからマイナス転落。自動車関連が6.65%減で、昨年2月以来の大きな落ち込みとなった。一般消費財は4.38%のマイナス。一方、資本財が3.34%増え、これは2ヶ月連続アップで、また5月以来の高い伸びだ。食品・飼料・飲料が0.19%増加。
工業品は前月を0.13%上回った。内訳をみて、原油は季節調整後でほかの工業品に比べても大きな増加となったが、季節調整前だと7.04%減少。単位価格が下げに転じてして1バレル72.36ドル。買い付け規模は日量965万6000バレルで、前月から2.46%ダウンとなった。
サービス輸入は前月より0.75%多い。5ヶ月連続アップ出、また9月は6月以来の高い伸びだった。
9月の物価上昇を考慮した実質値(リアルマネー)ではモノの赤字が前月比3.12%減の499億2700万ドルだった。石油関連が0.69%減り、非石油は4.23%ダウン。
国別で赤字最大の対中国が前月の278億3100万ドルとなり、前月の280億3500万ドルから縮小した。中国に次いで2番目に赤字幅の大きい対メキシコでも57億7200万ドルにダウン。また、日本とのギャップは一ヶ月前の58億2500万ドルから50億3800万ドルに縮んだ。対カナダや石油輸出国機構(OPEC)に対する赤字幅も前月以下となった。
Posted by 松 11/10/10 - 08:43



