2010年11月16日(火)
生産者物価指数、10月は0.44%上昇し予想下回る
[経済指標]
生産者物価指数(PPI)
出所:米労働省、NY8:30発表、季節調整値、1982年=100
| 前月比 | 10年10月 | 10年9月 | 市場予想 | |
| 生産者物価指数(PPI) | ↑0.44% | ↑0.45% | ↑0.8% | |
| コア(エネルギ・食品除く) | ↓0.57% | ↑0.11% | ↑0.1% |
米労働省が発表した10月の生産者物価指数(PPI)は前月比0.44%上昇した。前月とほぼ同じペース伸び。市場予想は下回った。変動の激しいエネルギーと食品を除いたコア指数は0.57%下落。予想外に昨年10月以来のマイナス転落。しかも、下げ幅は2006年7月以降最大だ。
エネルギーが3.65%上昇し、1月以来の大幅プラスとなった。ガソリンは9.85%上がって、やはり1月以降最高の伸び。暖房油は5.06%上昇に転じた。しかし、天然ガスは住居用、工業用ともに2ヶ月連続の下落である。食品は0.05%のマイナス転落。野菜が約8%落ち、牛肉、豚肉の下げも目立つ。反面、卵が1割を超える値上がり。精米、焙煎済みコーヒー、油類などもアップ。
コア部分では、資本財が 0.76%下がった。4ヶ月ぶりの前月割れであるが、1960年以降見ることのなかった大きな値下がりである。下落が目立ったのが小型トラック。10月に約4%落ち、2006年10月以来の大幅マイナスだった。コンピューター関連は3月から下落を続け、また8-10月の3ヶ月連続で1%を超える値下がり。このほか、建設関連、事務機器もダウン。一般消費財の中では、乗用車が3.0%下落。これは2001年10月以来のきつい値下がりだ。デジタル家電の値下がりも大きかった。
中間財が1.20%、コアは0.55%それぞれ上昇した。原材料は4.26%上昇に転じた。原材料コアが2.13%アップ。
PPI は前年比較すると4.02%上昇した。9月と比べて値上がりペースが速まった格好になる。一方、コアは1.40%アップで、前月時点での伸び率よりやや小さい。
Posted by 直 11/16/10 - 08:42



