2011年02月08日(火)
潜在的インフレは物価安定示す水準より低い・アトランタ連銀総裁
[要人発言]
アトランタ連銀のロックハート総裁は8日の講演で、潜在的なインフレについて物価安定とみなせる水準より低いとの見方を示した。商品価格などの上昇を認識しながらも、個別の値上がりがインフレ上昇の初期サインを意味するのではないとコメント。食品など具体的な値上がりを指摘してインフレという言葉を乱用する傾向があることも指摘した。米連邦準備理事会(FRB)の金融政策は物価全般に焦点を合わせて運営しており、個別の価格変動を回避するためではないと述べた。
ロックハート総裁は、インフレ期待の抑制に言及し、2013年までに目標としている2%に上昇の見通しとした。このほか、景気に関すると予想外の消費支出拡大が2010年10-12月期の経済成長に寄与し、2011年にも伸びを維持するのを見込む。しかし、労働市場の回復が景気全般に比べて遅れていることも取り上げた。失業率が向こう数年間で下向くとみながら、今年に急速な低下を見込めるほど力強い雇用拡大はないともしている。
アトランタ連銀総裁は2012年に米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーを務める予定となっている。
Posted by 直 2/8/11 - 14:22



