2011年02月10日(木)
IEA、世界石油需要見通しを12万バレル引き上げ
[エネルギー]
国際エネルギー機関は10日に発表した月報で、2011年度の世界石油需要を日量8,925万バレルと推定、前月から12万バレル引き上げた。アジアの新興国や北米の見通しの引き上げが背景にある。2010年度の需要見通しも12万バレル引き上げられ、日量8,784万バレルとなった。
1月の世界石油生産は日量8,850万バレルと前月から50万バレル増加、OPECの増産が主な要因となっている。2011年度の非OPEC生産推定は日量5,351万バレルと前月から10万バレル引き上げ、2010年度は5,282万バレルで据え置きとなった。1月のOPEC産油量は日量2,985万バレルと前月から28万バレル増加、過去2年間で最高水準に達した。イラクの生産増が背景にある。2011年度のOPECへの石油需要(Call on OPEC)は日量2,990万バレルに上方修正、OPEC生産余力は日量470万バレルと前月からほぼ変わらずとなった。
2010年10-12月期の世界製油所稼動は日量7,470万バレルと前月から15万バレルの引き上げ。前年同期を240万バレル上回った。米国、中国、インドの稼動が上方修正された。1-3月期が日量7,480万バレルに小幅増加するとの見通し。欧州や旧ソ連、中東の定期点検による稼動の一時停止が中国や南米の稼動の増加を相殺する格好となるという。
2010年12月末時点での石油在庫は26億6,800万バレルと前月から5,560万バレル減少。在庫は消費の57.5日分と、過去2年で最低水準に落ち込んだ。速報データに基づく1月末時点での在庫は前月から1,980万バレル増加する見通し、一方洋上在庫は取り崩しが進んだ。
Posted by 松 2/10/11 - 07:46



