2011年02月16日(水)
FRB、2011年米経済予想レンジ上方修正
[金融・経済]
米連邦準備理事会(FRB)は16日、短期米経済見通しを発表した。これは、FRB理事および地区連銀総裁が1月25-26日の米連邦公開市場委員会(FOMC)会合で提出した見通しをまとめたもの。2011年の成長率予想レンジは3.4-3.9%。昨年11月時点で見越していた3.0-3.6%から上方修正である。また、2013年の伸び率では、最低予測を3.5%から3.7%に改定。最高予測は4.6%で据え置いた。2012年の予想レンジは3.6-4.5%から3.5-4.4%に引き下げた。
失業率見通しに関すると、2011年に8.8-9.0%として、これは従来の8.9-9.1%から小幅の下方修正だ。2012年を7.7-8.2%から7.6-8.1%、2013年を6.9-7.4%から6.8-7.2%にそれぞれ引き下げた。
物価上昇率見通しについては、個人消費支出(PCE)指数で2011年の予想レンジ下限を1.1%から1.3%に改定し、上限は1.7%を維持した。2012年にしては従来の予想が1.1-1.8だったのに対し、最新が1.0-1.9%。2013年には1.1-2.0%に上昇予想で据え置いた。PCEコア指数の予想レンジは2011年で従来の0.9-1.6%から1.0-1.3%に修正。2012年は1.0-1.5%とし、上限だけ従来の1.6%から引き下げた。2013年は逆に下限を1.1%から1.2%に改定し、上限は2.0%のままにしている。
短期見通しと別に、より長期的なトレンド予想では、成長率を2.5-2.8%とした。昨年11月時点での予想レンジと同じだ。失業率は5.0-6.0%、PCE物価上昇率1.6-2.0%といずれも据え置き。
Posted by 直 2/16/11 - 14:18



