2011年04月13日(水)
金価格、2011年末までに1600ドル上抜ける見通し・GFMS
[メタル]
ゴールドフィールズ・ミネラルサービス(GFMS)は13日に2011年ゴールド・サーベイを発表し、金価格が2011年末までに1オンス1600ドルを上抜けるとの見通しを示した。先進国の金融緩和政策や景気回復を巡る不透明感を理由にしている。また、日米欧の政府債務危機も金投資に支援となるとコメント。金相場はターニングポイントに近付いているとの見方は尚早とし、年内に投資需要が再び上向き、新たな記録更新の可能性も十分という。
GFMSによると、2010年の世界金需要は金地金で前年から66%増え、880トンと過去最高を記録した。金地金需要の増加トレンドは2011年に引き継がれると見通す。2010年の金地金需要拡大は、アジアで多角的な投資志向が高まっているのによるところが大きかったと指摘。中でも中国の金地金需要が75%伸びて179トン。
インドの金地金需要は266トンとなり、前年の2倍以上に膨らんだとしている。インドは通常、金装飾品の購入が主流だが、金価格上昇を背景にプレミアの格差から金地金の需要が高まったという。インドの金装飾品需要は36%増え685トンとなった。これも過去最高だが、GFMSが見越していた55%増の799トンは下回った。
アジアとは対照的に欧州や米国での金地金需要は前年比9%減少した。リーマン・ブラザーズの破綻後に急速に伸びていたのが、景気の不透明感が需要一服につながったという。
Posted by 直 4/13/11 - 11:25



